パソコン/ノートパソコンの寿命

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皆さんはパソコンはどのくらい使えるものなのかご存知でしょうか?


パソコンは安くないものなので、できれば長く使いたいものですね。

 

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使い方や使用環境などによって大きく寿命は左右されますので何年で壊れるといったことは一概には言えませんが、おおよその目安はありますのでそちらのご紹介をしていきたいと思います。


まず、パソコンのデータを保存するハードディスクについてお話します。


多くのパソコンに使われているハードディスクと呼ばれる部品は、磁気を帯びた円盤と細い針が動いてデータを保存しています。

 

 

とても精密な部品のため、衝撃などには十分注意しなくてはなりません!

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パソコンに物が当たってしまったり、落としてしまったりすると起動しなくなってしまうことがあります。


先ほどお話させて頂いたハードディスクが壊れてデータが読めなくなってしまうことによって起こってしまう現象の一つとなります。


普段何気なく使っていると少し物が当たったりしても気にしなくなってしまうことがありますが、後になって調子が悪くなることがあるので注意しましょう。

 


少しでもパソコンの寿命を延ばすには、パソコンに衝撃を与えないことが大切になってきます。

 


こういったハプニングを除くと一般的にハードディスクの寿命は4~5年前後と言われています。もちろん必ずしも4~5年というわけではございませんが、この年数で壊れてしまうものは多いです。


ハードディスクなどの部品は個体差が激しいので1~2年で壊れてしまうものもあれば10年使っても壊れないものもあるので、大切なデータは日頃からバックアップを取っておいたほうが良いかもしれません。


このハードディスクが壊れてしまうとエラーが出てしまったり、画面がループしてしまったりして正常に起動できなくなってしまう事が多いです。


こうなってしまうと中に入っているデータが取れるか取れないかは、劣化や故障の度合いによって変わってきます・・・。


パソコンから「カコン、カコン」などと異音がしている場合は劣化が進んでしまっている可能性がありますので、できるだけ早い対処が必要です。

また、ハードディスクは非常に熱を持ちやすい部品なので、室温や気温が高いところでの使用は控えたほうが良いでしょう。

 

 

次に電源が入らなくなってしまった場合についてお話致します。

 


電源ボタンを押しても全く動いている様子がない場合はマザーボードと呼ばれるパソコンのメイン基板や電源ユニット呼ばれる電源をパソコンに供給する部品が壊れてしまっている場合があります。

 

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これは中の基盤がショートしてしまったり、小さい部品が破損してしまう事によって通電しなくなってしまいます。

 


落雷があった場合、コンセントを通じてパソコンへ強い電流が流れるため、ケーブルを接続したままにしていると被害に遭ってしまうことがあります。

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これは中の基盤がショートしてしまったり、小さい部品が破損してしまう事によって通電しなくなってしまいます。

 


落雷があった場合、コンセントを通じてパソコンへ強い電流が流れるため、ケーブルを接続したままにしていると被害に遭ってしまうことがあります。

電流はマザーボードからハードディスクやメモリなどの部品に流れるので、場合によっては全損レベルでの故障に繋がります。


また、パソコンに水などをこぼしてしまうとショートを引き起こしてしまい同じように故障に繋がりますので十分気をつけましょう!


マザーボードはアクシデントが起こらず通常に使っている場合は長く使えることが多い部品です。

ですが、細かい部品の集まりでできているので、ちょっとした衝撃や水こぼしなどが破損に繋がる可能性があります。

 


マザーボードはパソコンの機種によって全く種類が異なるので耐久性は個々によって変わってきます。


価格が著しく安いパソコンはあまり良い部品が使われていない事が多いので、壊れやすかったりします。

 

逆にきちんとした国産メーカーで比較的高価なものは長持ちする傾向にあります。


パソコンの機種によってマザーボード作りが全く違うのでどのメーカーが良いというのは難しいので、長めに保証をつけておくと安心だと思います。


電源ユニットについてですが、こちらはパソコンに常に電気を供給している部品になります。

 

コンセントから流れてくる電流の影響を一番最初に受けるパーツなので、落雷などがあった際に故障する確率が高いものになります。

 


電源ユニットにはケーブルを接続する側に電流の流れを止めるスイッチが装備されているものがあります。

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パソコンを使用した後にこちらのスイッチを切っておくか電源のケーブルを抜いておくと良いでしょう。


パソコンが帯電すると通電しなくなったり、画面が映らなくなることが稀にあるので、あらかじめ対策をしておくと帯電防止になります!

 

それでは、少しでもパソコンを長く使いたい方のために豆知識をご紹介します!

 


・定期的にクリーニングを行う

 


パソコンにはファンがついていて、外部の空気を取り入れたり内部の空気を放出したりしています。

 

 

これによってパソコン内部で発生した熱を逃がし、熱暴走を防いでいます。

 


空気を循環させる際に空気中のホコリも取り込んでしまいますので、こういったものがファンや内部の部品に付着して空気の流れが悪くなることがあります。

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気の流れが悪くなれば熱がなかなか逃げなくなり、パソコン内部の温度が上昇し悪影響を生むことがあるので気をつけなくてはなりません。


デスクトップタイプのパソコンであればフタが外れやすいものが多いので、可能であればフタを外して簡易的にクリーニングを行うと良いでしょう。


パソコンが苦手で全く分からないという方は簡易的にホコリを除去するだけでもいいかもしれません。


また、CPUと呼ばれる部品には冷却装置がついていて熱を放出しています。


CPUと冷却装置の間には熱を伝えやすくするためにグリスと呼ばれるものがついています。


長年パソコンを使っていると、このグリスが乾いて本来の性能を発揮できなくなってしまうことがあるので、グリスの塗り直しを行なう事によって放熱性を高めることができます。


もしクリーニングをしたいけれどもやり方が分からない方はパソコンをお預かりさせて頂ければ、クリーニングを行うことはできますのでお気軽にご相談頂ければと思います。


外から見てもホコリ等が見える状態だと、内部にホコリが詰まっているかもしれませんのでクリーニングを検討してみてはいかがでしょうか?

 

 

・スリープ状態や休止状態の多様を避ける

 


パソコンにはスリープや休止モードといった機能がついていて、少し席を外す際は大変便利になっています。

 

ですが、常時休止状態などにしていてシャットダウンを行なっていないと稀にシステムがおかしくなってしまったり、動作が重たくなってしまうことがあります。


また、部品的にも電源を切っている状態と比べると劣化はしてしまうので定期的にシャットダウンをしてシステムを完全に終了させるようにしましょう!


きちんとシャットダウンを行う事によってwindowsの更新プログラムも行われますので、パソコンのシステムの状態も安定します。

 

 

電源ケーブルの取り外し

 


パソコンの電源ケーブルを接続したまま放置しておくとデメリットあってもメリットはあまりないので、使い終わったらパソコンから取り外しておきましょう!

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ノートパソコンの場合、電源ケーブルを接続したままにしておくとバッテリーに電力が供給され続けるので、バッテリーの寿命が早まってしまいます・・・。


バッテリーの充電が済んだら早めにケーブルを外しておいたほうが良いでしょう!


電源ケーブルをあらかじめ外しておくことによって、落雷の被害なども回避できるのでもしもの時にも安心です!


とても基本的なことではありますが大きなメリットがあるので実践してみてはいかがでしょうか?

 


結果をまとめると、パソコンの寿命は数年から10年くらいではないでしょうか。

 


パソコンの種類や使用頻度、使用環境、個体差などが大きく関わってくるのできちんとした数字を出すのは難しいですが、常日頃パソコンが壊れてしまった場合でも困らないようにデータのバックアップなどを取っておくと安心ですね!

 

 

パソコンの音が出ない時の対処法

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毎日のように使用しているパソコンですが、周辺機器や、携帯音楽プレイヤー等と連動して、パソコンで音楽を聞いたりしている人も多いと思います。


特にAppleiPodiPhoneGoogleAndroidなんかと連動しているため、パソコンはますます欠かせないものになっていますね。


今回は、そんな「パソコンの音が出ない」症状が出てしまった場合について紹介していきたいと思います。

 

まずデスクトップパソコンでもノートパソコンでも大きく分けて2つの原因が考えられます。


1つは物理的な要因。

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内蔵されているスピーカーや、外付けのスピーカーに不具合、故障があって正常に音が出ていない場合は、部品の交換や修理が必要になってきます。

 


ノートパソコンの場合は、内部のメインの基盤に対して、ケーブルとコネクタで接続されているものが多く、スピーカー自体が壊れてしまった場合は、部品さえ見つかれば比較的交換は容易な部品ではあります。

 


デスクトップパソコンの場合は、外部スピーカーのことが多いですので、家電量販店で好きなものを購入して付けてみるのがいいでしょう。

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スピーカーにも種類が多々あるため、音質にこだわる方は、接続方法自体が違うタイプのものや、新しいタイプの接続に対応できるPCIボードを内部に増設することをオススメします。

 

 

2つ目は、ソフトウェア的な問題です。

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Windows自体の不具合や、インストールしたソフトウェアに問題があって音が出ない場合です。

 


動作が重い時や、容量がいっぱいなときに、パソコンを軽くしようとソフトを間違えて消してしまう場合や、Windowsのアップデートやシステム関係に携わるソフトをイジった場合に不具合が起きることが多く、気づいたら音が出なくなってしまっていたということもよく聞きます。

 


音が出ない場合の大半が、ソフトウェア的な問題であることや、操作的な問題であることが多く、物理的な要因の事のほうが少ないです。


スピーカー自体、パソコンと比べればよほどいいものでない限り構造は単純なものになっており、故障することは稀でありますが、スピーカーの穴に水分などが入ってしまうとショートする危険があり、音が出なくなってしまうこと以外にも、最悪マザーボードと言われる、パソコン内部のメインの基盤に不具合が生じてパソコン自体が起動できなくなってしまいます。

 

 

それでは、ソフトウェア的な不具合が起きた場合や、操作的なトラブルで音が出なくなってしまった際の対処方法などに関してご説明していきたいと思います。

 

 

まずは簡単な操作的なトラブルによって音ができない場合です。

 


操作的なトラブルとして多いのが「キーボードや、固有ボタンを使用してミュートにしてしまっている」「パソコン本体についているボリュームつまみがオフになってしまっている」「ソフトウェア上で音がでない設定になっている」このような物が上げられます。

 


中でも多いのが、パソコン本体についているボリュームつまみが音量0になっている状態です。

 
 

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主にノートパソコンの側面にボリュームのつまみがついていることが多く、パソコンをしまった時や、動かした際に触ってしまい、気付かない間に音が出なくなってしまっていることがあります。


今回の音が出ない話とは少しズレてしまいますが、これは無線LANのオンオフの事例でも多く、パソコンの側面や、キーボード上の短縮キーを押してしまって音が出なくなったり、無線LANが使えなくなってしまうということがあります。


ソフトウェア上で音が出ない場合は、音楽ソフト自体のボリュームがミュートになっているか、パソコンのボリュームがミュートになっています。

 


パソコン自体の音量が出ていても、音楽ソフトにも音量の管理があるため、そこがミュートになってしまうと音は当然出ません。

 


簡単なことですが、意外に見落としやすい為、パソコンの起動音とかはするけど音楽再生時に音が出ないという場合は、もう一度確認してみることをオススメ致します。

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上記のような操作的なトラブルでもなく、ハードウェア的な物理トラブルでもない場合は、必然的にソフトウェアの問題になってきますが、まず多い事例を上げていきます。

 


1つは、パソコン内部のスピーカーなどのデバイスを認識するためのドライバと言われるプログラムが無効になっている、壊れている、なくなってしまったと言う場合です。

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ドライバとは、Windowsというシステムと、そのシステムが入っているパソコンの各部品を繋ぐプログラムで、これが正常に動いていなければ、音だけではなく、画面が正常に映らなかったり、インターネットができなくなったりします。

 


それだけ重要なプログラムであるドライバですが、コントロールパネルの「プログラムの追加と削除」にも入っているため、たまにあるのが、パソコンを軽くしようとして色々ソフトをけしているうちに音が出なくなってしまうというパターンです。

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この場合、ドライバ自体を消してしまっている為に音が出なくなっています。

 


解消するためには、元通り、ドライバを再度インストールする必要がありますが、ドライバと言うものはなんでもいいというわけではありません。


そのパソコンのハードウェアと、Windowsのシステムのバージョンによって違うのです。


適合する物を探すためにはいくつか方法がありますが、有効な手段としてオススメなのが「Intelのホームページから探す」ということです。


パソコンに内蔵されているデバイスは、Intel製が圧倒的に多く、またIntel社のサイト上にはダウンロードセンターが存在するため、そこから所持しているパソコンにあったドライバを選択しダウンロードすることで、ドライバの再インストールを行うことができます。


Intel社のダウンロードセンターには、ドライバの名前がわからなくても便利なツールがあり、自動的にパソコンの構成を調べ、音や画面などの主要なドライバを検出してくれる為、この段階でしっかり検出が出来れば、パソコンに詳しく無い方でもドライバの再インストール作業ができてしまいます。


ただし、気をつけていただきたいのが、間違ったものを再インストールしてしまうことです。

 


ドライバはパソコンの中では重要なプログラムの1つです。

 


そのため、間違ったものを入れてしまうと最悪Windows自体が起動できなくなってしまいますので注意しましょう。

 

2つ目としてあげられるのが、ボリュームコントローラーもしくはサウンドコントローラーと言うものが不具合を起こしている場合です。


このコントローラーが不具合を起こしていること、音量調節がうまくいかないため、音がでなかったり、音が出ても調節ができなかったりしてしまいます。

 


通常このコントローラーは、ドライバと一対になっていますが、ソフトウェアとしては別々の扱いになっていることも多いため、なにかの拍子にコントローラーが壊れてしまうと、最悪音が出ないということが起こります。

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コチラの場合もソフトウェアの再インストールは必要になりますが、Intelのサイトでダウンロードすることは難しいでしょう。


この場合は、使用しているパソコンメーカーのサイトに行く事で、コントローラーやドライバを取得できる可能性があります。


各社メーカーのサイト上にもダウンロードセンターがあり、使用しているパソコンの型番から、インストールされているドライバやソフトウェアの一覧を表示させて、ダウンロードすることができます。


ソフトの再インストールは、不具合が起きた際の有効手段ですが、前述にもお話させていただいた通り、万が一間違えた物をインストールしてしまうと、最悪パソコンが起動しなくなってしまう恐れがありますので、もし自分で挑戦してみたいと思った場合は必ず大切なデータのバックアップは取りましょう。

 

 

普段パソコンで音楽を聞かないという方でも、起動音やエラー音がしないのは寂しいものです。

 


近年では、インターネットで動画や音楽を見聞きする人も多いため、音がでないパソコンというものは意外に不便だったりします。

 


パソコンを快適に使用していくためにも、不用意にわからにファイルを消したりソフトを消したりしないこと。
そういったものを心がけていれば、音が急に出なくなってしまうということは未然に防げる可能性が上がってきます。

 

パソコンの画面が出ない/パソコンの画面が映らない時の対処法

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今の時代、プライベートでも仕事上でもほとんどの人が毎日使用するパソコンですが、普段元気に動いているパソコンが急に画面が映らなくなってしまったらどうしますか?


何度も電源を入れたり強制終了をしたりを繰り返すとある程度簡単に直るはずだったトラブルをさらに悪化させてしまう恐れがありますので注意しましょう。


さて、本日はそんなパソコンの画面が出ない、映らない場合の原因と応急処置についてご説明したいと思います。

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【デスクトップパソコンの場合】

 

 

 1.電源ボタンを押して、パソコンの電源ランプが点いているか点いていないか確認してください。

 

 2.電源ランプがついていない場合は、パソコンから電源ケーブルを抜いて電源ボタンを3~4回くらいカチカチカチっと押してください。

 


この作業は簡易的な放電作業となり、パソコン内部に不必要な電気が溜まって正常に起動しない場合や動作しない場合に効果的です。


この作業を行っても改善されない場合は電源ユニット(電気をパソコンに供給する部品)の故障、もしくは、マザーボードと呼ばれるパソコンの主になっている基盤部品の故障によってパソコンが起動できなくなっている状態のために画面が出ない状態となっている可能性が高いです。

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3.電源ランプが点いている場合は、パソコン内部のファンが動作しているかしていないかを音で確認してください。

 

 

 4.ファンが動いてないような場合は上記項目「2」の簡易的な放電を行ってみてください。

この作業を行っても改善されない場合もやはり、若干通電はしているものの、電源ユニット(電気をパソコンに供給する部品)の故障、もしくは、マザーボードと呼ばれるパソコンの主になっている基盤部品の故障によってパソコンが起動できなくなっている状態のために画面が出ない状態となっている可能性が高いです。

 

 

 5.ファンが動いていそうな場合は電源を入れたときに、メーカーのロゴの画面(BIOS画面)が出るかでないかを確認してください。

 

 

 6.メーカーのロゴすらも出ない場合は、まずディスプレイの電源が入っているかを確認してください。もし他のディスプレイがあれば、違うディスプレイにつないでみるとパソコン側の不具合かディスプレイ側の不具合かがわかりやすいかと思います。違うディスプレイで画面が映れば元のディスプレイの故障となります。



7.メーカーロゴ画面が出てその後画面が出ない場合は、マザーボードと呼ばれるパソコンの主になっている基盤部品が故障している場合やそのほかの部品、もしくはオペレーティングシステムの破損の可能性と原因は多種に広がります。

 

 

 8.また、デスクトップパソコンの場合はグラフィックボードの有無によっても切り分け方が変わってきます。
グラフィックボードを搭載しているパソコンでは、標準でついている(オンボード)D-SUBやDVIの出力端子にそのままつないでも画面は映らないので注意が必要です。

 


標準でついているオンボードの出力端子で出力したい場合はグラフィックボードを外さないと出力できませんので気をつけてください。

 

 

一度グラフィックボードを抜き差しして映るようになるといった事例も多々ありますので部品の取り扱い等に注意しながら行ってみてください。

 


この作業でなぜ映るようになるかというと、グラフィックボードに溜まった余計な電気を放電するといったことで映るようになる場合も多々あります。

 

9.ある程度知識があり、分解ができる方は一度メモリを抜き差ししてみると良くなる可能性があります。というのも、上記で書いた簡易的な放電と同じ原理なのですが、メモリは帯電しやすい部品なので、一度抜くと放電され正常に作動するようになるといったこともあります。

 

 デスクトップパソコンの場合は、大まかにこのような処置方法で画面が映らない場合の原因の切り分けができます。ただし、中にはパソコンの分解を必要とする作業等も
含まれますので、作業する際はご自身の責任で細心の注意を払い作業を行ってください。

 

 

 

【ノートパソコンの場合】

 

 

1.電源ボタンを押して電源ランプが点くか点かないかを確認してください。

 

 

2.電源ランプがついていない場合は、パソコンから電源ケーブルを外しバッテリーを外してから電源ボタンを3~4回くらいカチカチカチっと押してください。


この作業は簡易的な放電作業となり、パソコン内部に不必要な電気が溜まって正常に起動しない場合や動作しない場合に効果的です。

 


この作業を行っても改善されない場合は電源ケーブルの故障、もしくは、マザーボードと呼ばれるパソコンの主になっている基盤部品の故障によってパソコンが起動できなくなっている状態のために画面が出ない状態となっている可能性が高いです。

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3.電源ランプが点いている場合は、パソコン内部のファンが動作しているかしていないかを音で確認してください。

 

 

 4.ファンが動いてないような場合は上記項目「2」の簡易的な放電を行ってみてください。


この作業を行っても改善されない場合もやはり、若干通電はしているものの、マザーボードと呼ばれるパソコンの主になっている基盤部品の故障によってパソコンが起動できなくなっている状態のために画面が出ない状態となっている可能性が高いです。

 

 

 5.ファンが動いていそうな場合は電源を入れたときに、メーカーのロゴの画面(BIOS画面)が出るかでないかを確認してください。

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6.メーカーのロゴすらも出ない場合は、もしデスクトップパソコン用のディスプレイがあれば、ノートパソコンの外部出力からディスプレイに出力し、外部ディスプレイで画面が出る場合は、液晶パネルやインバーター、バックライトやフラットケーブル等の液晶周りの不具合の場合が多いかと思われます。



7.メーカーロゴ画面が出てその後画面が出ない場合でも、画面をよく見るとうっすら映っていたりする場合があります。この症状の場合はバックライトという蛍光灯を小さく細くしたものが入っているのですが、こちらが何らかの原因(寿命や接触不良など)で発光しなくなってしまったか、もしくはそのバックライトを光らせるためのインバーターと呼ばれる部品が壊れてしまい、バックライトが光らなくなってしまっている状態かと思われます。

 


但し、フラットケーブルやマザーボード上のフラットケーブルのコネクタが壊れてしまっていてこのような症状が出ている場合もあります

 

 

 

 8.これらの症状の中でも、マザーボードが原因でその部品部品が動作しなくなっていて上記の症状を引き起こしている場合等もあります。


また、オペレーティングシステム上で不具合があり画面が表示されなくなっている場合もありますので、上記内容にて原因を切り分ける際には、ご自身の責任でこちらの内容をおつかいください。

 

 

 ノートパソコンの場合、細かい分解が必要となってきます。また、分解する際には必ずバッテリーを抜いて作業を行わないと、分解過程でショートしてしまったりする場合がありますので、ご自身の責任で最新の注意を払って作業してください。

 

 

画面が出ない症状は、デスクトップパソコンでもノートパソコンでも、まず簡易的な放電作業を行ってください。
その後、起動したらまずはパソコンの設置場所を確認してください。テレビは静電気を多く発生しますので、テレビなどの隣に置くと帯電しやすくなってしまいますので、できるだけテレビや静電気が発生しにくい場所に設置するようにしてください。

 

パソコントラブル 質問と対処方

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今回はよくある日常でのパソコントラブルについてです。
ありがちBEST5を作ってみました。

印刷が出来なくなってしまった。


急にインターネットに繋がらなくなってしまった。


メールが送信できない。


[K]や[J]付近のキーを使うと数字が出てくる。


小文字で打とうとしても全て大文字になってしまう。

 

BEST1から5まで掘り下げて説明させて頂きますね。

 

①.印刷ができなくなってしまった。


よくありますね。
お問い合わせをいただく中でも多い部類だと思います。
昨日までは問題なかったのに急に印刷が出来なくなってしまった・・・
印刷する際にエラーメッセージが出てきて印刷できないなどなど・・・

一口に印刷できないと言っても接続方法やメーカーなどで変わってきてしまうので、
なんとも言えませんが、一度落ち着いて調べて見ることが大切です。

 

※これから説明するのはWindows7の場合です。
XPやVistaでも操作方法はあまり変わりませんのでご安心下さい。

まず、プリンター本体を確認してみましょう。
インク切れ、用紙切れを起こしていないか。今のプリンターは小さい液晶がついている場合があるので
液晶にエラーメッセージが表示されていないかなどを見てみましょう。
上記で申し上げたように、エラーの内容はメーカーによって表示や修復の方法が異なりますので
付属の取り扱い説明書などを参考にしてみるのもいいでしょう。

 

さてプリンタに異常がない状態として以下の順番で確認して行きましょう。

 

①印刷したいプリンターが通常使うプリンターに設定 されているか確認をする。
印刷しようとしているプリンターが、通常使うプリンターに設定されていない場合、
うまく印刷ができません。


確認はしたの手順で行えば簡単にわかります。

 

1.「スタート」を押して頂いて「コントロールパネル」をクリックして下さい。

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2.表示方法を小さいアイコンにして下さい。目的のものがわかりやすくなります。
バイスとプリンター」をクリックして下さい。
 

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3.使用したいプリンターにチェックがついてない事を確認。
4.使いたいプリンターで右クリックをして「通常使うプリンターに設定」をクリックします。

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 5.使いたいプリンターにチェックがつきますので、印刷の確認をしてみましょう。

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これでテストページが印刷されれば大丈夫でしょう。
これで印刷されない場合はもっとプリンターの詳細な設定が必要になってきます。


②急にインターネットに繋がらなくなってしまった。


このお問い合わせも非常に多い状態です。
設定の前に色々な確認の仕方をお伝えしちゃいますね。

1.まずはコマンドプロンプトによるIPが取得できているかを調べましょう。


まず[ウィンドウズキー]を押しながら[R]キーを押して下さい。
ファイル名を指定して実行」ウィンドウが立ち上がりますので、
cmd」と入力して下さい。

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2.コマンドプロンプトが表示されたら「ipconfig」と打ち込んで下さい

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3.打ち込むと下に現在の情報が表示されます。
私の場合は無線でインターネットに接続している状態ですので、


**************************************************
Wireless LAN adapter ワイヤレスネットワーク接続:
接続固有のDNSサフィックス・・・・・:
IPv4アドレス・・・・・・・・・・・・・・・・・・:192.168.○.○
サブネットマスク・・・・・・・・・・・・・・:255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ・・・・・・・・:192.168.○.○
**************************************************


このように表示されてれば問題ないのですが、
デフォルトゲートウェイの数字が取れていなかったら繋がっていない状態になりますね。

 

4.IPが問題なく取れているのであれば
次にヤフーにこちらからアクセスしてみましょう!


コマンドプロンプト
ping yahoo.co.jp
と打ち込んで[ENTER]キーを押してみると・・・

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こんな状態になればきちんとお使いのパソコンは外部にアクセスが可能な状態になってます。

このように本当に接続が出来ているのか、出来ていないのかを調べることができます。
これで外部サイトにアクセス出来ない場合ですが、
インストールされているセキュリティソフトが接続を妨害している可能性もありますね。
操作が可能なようであれば、セキュリティソフトのファイアウォールを無効にしてみて下さい。

③メールが送信出来ない。


受信はされているのになぜか送信が出来ない。
そのような症状をよく拝見してますが、ほとんどは送信ポートの設定を変えてあげると
うまく送信することが可能です。

 

OSによってメーラーが変わったりするので一概にどこと言えませんが
各種メールソフトには送信受信ポートを設定出来る項目があります。
ほとんどはメールアカウントの設定画面の延長線にあるのです。


ちょっとマニアックな話になりますが、
というのも元々デフォルトの設定だと[25番ポート]を使う設定になっているのですが、
ここ数年で各プロバイダが25番ポートを利用しないでブロックするようになりました。

25番ボートを利用してのメール送信の流れですが、
送信したメールは契約しているプロバイダのサーバを経由せず他社の送信サーバを
経由してしまうのです。そこで何が発生するかというとメールアドレスの流出や添付データの
流出が考えられますね。
そこで各プロバイダは25番ポートをブロックして新しく「587番ポート」を利用するようになりました。
587番ポートを使うことで正常に契約しているプロバイダのサーバを経由して
送受信サーバにメールが転送される仕組みなっています。
なので送信出来ない場合、一度送信ポートを587番に変更してみるのが


近道だと思いますので確認してみは如何でしょうか。


④[K]や[J]付近のキーを使うと数字が出てくる。
この症状でお困りの方は結構いらっしゃるのでは無いでしょうか。
これは長く語るよりスパッっと結果だけご説明します!!
[NumLk]キーを押してしまったのではないでしょうか?

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ここにランプがついていると思います。
ここにが点灯していると[NumLk]キーがONの状態なので再度押して解除してみて下さい。
前と同じように打ち込みが出来るはずです。

⑤小文字で打とうとしても全て大文字になってしまう
これも④と同じくらい問い合わせを頂きます。
これも何のとこはありません。
まずここ。光ってませんか?

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光っていたら
[Shift]+[Caps Lock]キーを押して下さい。
点灯から消灯に変わると思います。

この機能がONの状態は全て大文字で表示されてしまいます。


④⑤ともにノートパソコンをお使いのお客様に多いトラブルになりますね。

 

答えを知ってしまうと
そんなことだったのかと思うかもしれませんが、気づくまで中々困る
トラブルですよね。
④については正常に文字入力が出来ないことになってしまいますからね。

ちょっとした事かもしれませんが、その[ちょっとした事]が
大きな問題になったりします。


何かパソコンを使っていてトラブルが発生した時はまず落ち着いて対処しましょう。

 

パソコンの初期化【リカバリー】の方法

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パソコンの初期化について

 

パソコンの動きがおかしい・エラーが出る・ウイルスに感染してしまったなど、パソコンの動作などに支障をきたす状態になってしまい、修復不可の場合の最終手段として有効なのが、パソコンの初期化です。

パソコンの初期化とは、パソコン購入時の状態のことに戻すことで、「リカバリ」とも言います。

リカバリーをかけるとパソコン購入時に戻ってしまいますので、今まで作ったものや保存したデータ、購入後に自分でインストールしたソフト類、様々な設定なども全て消えてしまいます。
例えば、ExcelやWordで作成したデータや、取り込んだ音楽・画像データ、メールの内容、インターネットのお気に入り、インターネットやメールなどの設定など、購入後に行った設定変更やデータ類などです。

ですので、重要なデータがある場合、事前にバックアップを取っておく必要があります。

今回は、その初期化(リカバリー)について、手順と方法をご説明させていただきます。

 

パソコンの初期化にはそのパソコンによってやり方が異なってきますので、これからご説明していきたいと思います。

 

【初期化の方法】

 

1.購入時に付属していたディスク(CDやDVD)などから行う。


2.パソコンに内蔵されているリカバリー領域から行う。


3.自作系のパソコンの場合は、OSのディスクからインストールする。

 

それぞれ、準備するものも変わってきますので、自分のパソコンはどの方法で初期化ができるのか、説明書が付属しているパソコンであればそちらに記載されていることが多いですので、確認してみて下さい。

 

【初期化前に確認すること】

 

・データのバックアップ


・ディスク類があるかどうか(リカバリーディスクや、Microsoft Officeなど)


・パソコンの内部部品に異常はないか

 

消えてしまっては困るデータを保存されている場合、事前にデータのバックアップをとっておく必要があります。
データ容量に応じて、外付けHDDなどにバックアップを取っておきましょう。
ソフトの場合は、バックアップは取れないものが多いので、リカバリー後にインストールし直す必要があります。

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また、パソコンの内部部品に異常がないか確認する必要があります。
ハードディスクが不具合を起こしている場合も、動作や起動に異常をきたします。
ハードディスクが故障している状態で初期化をかけても、きちんと最後まで初期化が出来なかったり、できたとしても再度不具合が生じてしまう可能性が高いです。

 

【データのバックアップについて】

 

上記でも軽くご説明しましたが、初期化をすればデータ類は全て消えてしまいますので、事前に必要なデータを取っておく必要があります。

書類データ(ExcelやWordなど)や、画像データ、音楽データなどはそのままバックアップ用の媒体にコピーすればバックアップすることが出来ますが、エクスポートすることで、簡単にデータのバックアップを取れるソフトなどもあります。

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例えば、メールソフト。
受信送信の内容はもちろんのこと、メールの設定情報(IDやパスワードなど)も起動している状態に限り、データのバックアップが取れます。
また、筆ぐるめなどの住所録ソフトでも、ソフト上でバックアップを取ることができますので、知識がない方でも簡単に操作することができます。

初期化する前に、今一度必要なデータの取り忘れはないか、確認してみてください。


【初期化の手順】

 

リカバリーディスクを使う場合

 

1.BIOSの設定で、CDから起動できるように設定を変更しておく


2.CDをセットする


3.CD起動させると、リカバリーの画面が立ち上がってきますので、指示に従って操作していってください。

(ディスクが何枚かあるかと思いますので、指示に従ってディスクの入れ替えをします。)


4.アプリケーションディスクから、各種ソフトのインストール


5.officeディスクからofficeのインストール


6.インターネットやメールなどの再設定


7.Windowsやソフトなどのアップデート

 

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▼ハードディスク内蔵のリカバリー領域から行う場合

 

1.機種ごとにある特定のキー(後述)を押し、リカバリー領域から起動


2.表示された指示に従い、リカバリーの開始


3.各種ソフトのインストール


4.officeディスクからofficeのインストール


5.インターネットやメールなどの再設定


6.Windowsやソフトなどのアップデート

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Windowsのインストールディスクから行う場合

 

1.BIOSの設定で、CDから起動できるように設定を変更しておく


2.CDをセットする


3.表示された指示に従い、リカバリーの開始


4.リカバリー後、ドライバーのインストール


5.インターネットやメールなどの再設定


6.officeディスクがある場合、officeのインストール


7.Windowsやソフトなどのアップデート

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【ハードディスク内蔵の領域から行う場合のメーカー別リカバリー領域起動キー】

 

SONY
「F10」HDD内リカバリ起動

 

NEC
「F11」HDD内再セットアップ起動

 

Fujitsu
「F12」起動メニューもしくは、パソコン本体に「support」ボタンがある場合、押して起動させる

 

TOSHIBA
「0(ゼロ)キーを押しながら起動」

 

HP
「F11」システムリカバリ

 

※機種により、別のキーから起動しなければならないパソコンもありますので、詳しくは説明書等をご参照ください。


【起動しなくなってしまう前に】

 

ハードディスクのリカバリー領域内蔵パソコンをお持ちの方に、出来ればパソコン購入時にすぐにやっておくと後々役立つことをご説明します。

リカバリー領域がハードディスクの中に入っているパソコンは、仮にハードディスクが故障してしまい読み取りが出来なくなってしまうと、リカバリー領域も読み込めなくなってしまい、最悪リカバリーすらかけられなくなってしまいます。
これを防ぐ為に、購入した時に必要な操作があります。

それは、リカバリー領域からリカバリーディスクを作成しておくことです。

方法としては、メーカーによっても若干違ってきますが大体のパソコンに、リカバリディスク作成用のソフトが標準でインストールされていますので、そちらから作成していきます。

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例えば…

 

SONYVAIOリカバリユーティリティ』


NEC『再セットアップディスク作成ツール』


Fujitsu『マイリカバリ


TOSHIBAリカバリディスク作成ツール(TOSHIBA Recovery Disk Creator)』

 

など、メーカーによって作成するソフトの名称は変わりますが、やり方はほとんど同じです。
表示される指示に従い、CDもしくはDVD数枚に分けて焼いていきます。

これらを作っておけば、万が一の場合にも辛うじてリカバリかけることはできます。

 

リカバリディスクをなくしてしまった!】

 

いざ初期化をしようとした時に、リカバリディスクをなくしてしまったり、内蔵の領域が壊れてしまい初期化ができない場合。

メーカー製のパソコンの場合、機種によって取り寄せができる場合があります。
特にリカバリ領域内蔵タイプの場合は、取り寄せできる可能性が高いです。

リカバリディスク取り寄せの場合、その価格は\5,000代~\13,000ぐらいになります。
また、申し込みする際はユーザー登録などが必要になってくるメーカーもありますので、サポートセンターにてご確認ください。

 

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officeのディスクをなくしてしまった場合は、残念ですがメーカーでの取り寄せは出来ません。
再度ライセンスを購入していただく必要があります。


パーティションについて】

 

リカバリをかける時に、機種によって最初にパーティションのサイズ指定ができるものもあります。

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パーティションとは、簡単に言うとCドライブやDドライブのことです。
それぞれどのような役割をしているかというと、通常の使い方であれば

 

Cドライブ=システム(Windowsが入る所)
Dドライブ=データ保存用

 

という使い方をしている方が多いかと思います。
なぜこのような使い方がいいかというと、Dドライブにデータを保存しておけば、万が一システムに不具合があって初期化をする場合、CドライブのみリカバリをかければDドライブのデータはそのままの状態で保存しておくことができるからです。

そして、パーティションをどのぐらいの容量に振り分けるのがいいかというと、使い方によっても様々ですが、CドライブよりDドライブを多めに取っておく使い方がいいかと思います。

割合的に言うと、Cドライブを3・4割、残りをDドライブぐらいに振り分けると使いやすいかと思います。
Cドライブにデータも全部保存し、Dドライブは全く使わないという方でしたら、あまりおすすめはできませんがCドライブのみにしてしまうか、Cドライブを多めに取るかという選択肢になります。

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【初期化ができない場合の対処法】

 

これまで、初期化についての方法や手順などをご説明して参りましたが、手順通りに進めても、うまくリカバリがかからない・うまく進まないなどの状態になった場合。
以下の項目を確認してみてください。

 

BIOSの設定がCDから起動するような設定になっていない


・別な機種のリカバリディスクを使ってしまっている


リカバリディスクが傷ついていたり、破損してしまっている


光学ドライブに異常があり、ディスクを読み取れていない


・ハードディスクやメモリにエラーや異常が出ている


・その他の部品に異常がある

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リカバリーができないという症状で診断させていただいた際に多いケースが、ハードディスクの不具合の為できないケースです。
CDからの初期化であっても、内蔵の領域からの初期化であっても、ハードディスクに異常がある場合は正常にリカバリーができない事が多いです。

まず、説明書をもう一度よく読み再度リカバリーをかけてもうまく出来ない・同じ所で止まってしまうなどの場合は、部品の故障の可能性もあることを視野に入れておくといいかもしれません。


リカバリ後にやること】

 

うまく初期化が完了したら、環境の構築やデータの取り込みなど、以前の環境に整える作業をします。
一般的に必要な設定や環境構築などは、以下です。

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・インターネットの設定


・メールの設定


Windows Updateの実行


ウイルス対策ソフトのインストール


・アプリケーションのインストール


・プリンターのインストール


・写真や音楽、ブックマークなど、リカバリ前にバックアップを取ったデータの取り込み

 

おおよそ、このあたりになってくるかと思います。

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また、自作系のPCの場合は、ドライバーのインストールも必須です。
これを行わないと、パソコンの各機器が正常に動作できません。

初期化をしてしまうと、今までの環境を構築するまでに時間はかかりますが、最初からまたやり直すことができます。

 

以上、パソコンの初期化について様々なご説明をさせていただきましたが、あくまでもリカバリーは最終手段です。


できればそのままの環境を残しておきたいと、多くの人は思いますよね。

パソコン画面 保存・パソコン画面 コピーのやり方

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今パソコンに出ている画面を写真にしたいと思ったことはありませんか?


画面に出ている状態を記録するために保存しておきたいと思ったことはありませんか?


WEB(インターネット)上で好きなアーティストの写真があって保存したいと思ったことはありませんか?

 

そんなあなたの悩みを解決いたします。
色々とやり方がありますが、その中でも初心者の方にも簡単にできる方法を紹介します。

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【WEB(インターネット)上の画像を保存したい】

WEB(インターネット)を見ていて、自分の好きなアーティストなどの写真や仕事の参考になる図などを見つけ、保存したいと思ったことはありませんか?
こちらは基本中の基本ですが、操作方法を説明します。

 

① 欲しい写真の上にマウスカーソルを合わせる。


② 右クリックすると、メニューウィンドウが出てきます。


③ 「名前をつけて画像を保存」を選択します。

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④ 「画像の保存」というウィンドウが出てきます。

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⑤ 保存先・ファイル名・ファイルの種類を決めて「保存」をクリック。


⑥ これで、指定した保存先にファイルが保存されました。

 

この方法は、あくまでWEB上の写真に限っての保存方法ですので、動画などは保存できませんのであしからず。また、WEBのセキュリティー上、この方法で保存できなくなっているページもあります。
そして、WEB上で保存した写真やイラスト・書類等の画像や文章には、100%に限りなく近い割合で『著作権』というものが生じています。そのため、保存して自身の観賞用などにする分にはいいのですが、保存した写真やイラスト等を自分のホームページやブログなどには乗せないでください。どうしても載せたい場合は、作成者の許可を得てから乗せるようにしましょう。

 

《 参考 》


著作権(ちょさくけん)とは、言語、音楽、絵画、建築、図形、映画、写真、コンピュータプログラムなどの表現形式によって自らの思想・感情を創作的に表現した者に認められる、それらの創作物の利用を支配することを目的とする権利をいう。著作権特許権や商標権にならぶ知的財産権の一つとして位置づけられている。

 
Wikipediaより抜粋~

【パソコンで表示している画面をそのまま保存したい。】

 

Windowsにはスクリーンキャプチャ機能というものが標準で付いており、この機能を使うことによって簡単にパソコンの画面をそのまま保存できます。
以下の操作方法はWindowsXPVista、7ともに同じ操作でできますので覚えておいて損はないかと思います。

《表示されている画面全体の保存方法》

 

① 保存したい画面、または状態を画面に表示する。


② 画面はそのままの状態で、キーボードのF12の右側辺りにある『PrintScreen』というキーを押す。この時点で表示は何も出ませんが画面の取り込みは完了しています。


※この『PrintScreen』キーは、メーカー等によって『Prt Sc』『PSc』等と表示されている場合も有ります。

 

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③ 『スタートメニュー』→『プログラムを開く』→『アクセサリ』→『ペイント』の順に選択してペイントツールを開いてください。

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④ 上部のツールバーの中にある『編集』をクリックすると、編集メニューが開きます。


⑤ そのメニューの中の『貼り付け』を押すと、先ほど取り込んだ画像が貼り付けられます。


⑥ 上部ツールバーの『ファイル』をクリックすると、ファイルメニューが開きます。


⑦ 開いたメニューの中の『名前をつけて保存』をクリック。


⑧ 保存したい場所と、ファイル名を指定して右下の『保存』をクリック。

 

これで画面全体の保存が完了しました。この方法のほかに、アクティブウィンドウのみを取り込み・保存する方法があります。
アクティブウィンドウとは、画面を全表示していない状態で選択しているウィンドウのことです。上記の操作方法とほぼ同じですが、少しだけ変わってきますので紹介します。

 

《アクティブウィンドウ画面の保存方法》

 

① 保存したい画面を表示し、ウィンドウをクリックしアクティブにする。


② ウィンドウをアクティブにしている状態でキーボードの下の列にある『Alt』キーと、F12の右側辺りにある『PrintScreen』というキーを押す。この時点で、表示は何も出ませんが画面の取り込みは完了しています。


※この『PrintScreen』キーは、メーカー等によって『Prt Sc』『PSc』等と表示されている場合も有ります。

 

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③ 『スタートメニュー』→『プログラムを開く』→『アクセサリ』→『ペイント』の順に選択してペイントツールを開いてください。

 

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④ 上部のツールバーの中にある『編集』をクリックすると、編集メニューが開きます。


⑤ そのメニューの中の『貼り付け』を押すと、先ほど取り込んだ画像が貼り付けられます。


⑥ 上部ツールバーの『ファイル』をクリックすると、ファイルメニューが開きます。


⑦ 開いたメニューの中の『名前をつけて保存』をクリック。


⑧ 保存したい場所と、ファイル名を指定して右下の『保存』をクリック。

 

これで、アクティブウィンドウ画面の取り込みは完了です。
この方法は、『ペイント』で説明していますが、パソコンの操作の説明を写真つき文書で起こしたい場合などのときには、『ペイントツール』で一度保存しなくても直接『OfficeWord』や『OfficeExcel』などに貼り付けることも可能です。

 

ここまではWindowsの標準機能でできる操作方法を紹介しました。しかし、アクティブウィンドウの中の一部分だけを切り抜きたい場合もあるかと思います。また、何かのアプリケーション等の一部のみ撮りたいとか、2つのウィンドウを同時に撮りたいとかという場面で使えるとても便利なツールがありますので紹介いたします。
もちろん、上記のWindows標準の方法よりも簡単に取り込めます。
フリーソフト(無料ソフト)ですが、使い勝手がとてもよく個人的にとても重宝しています。

 

【専用ソフトを使った画面保存の方法】

 

ソフト名:Petty Camera
ソフトの探し方:『PettyCamera_ダウンロード』とgoogleで検索してください。『RainyLain』というサイトがありますのでそちらをクリック。すると、サイト内にすぐに見つかると思います。
インストール方法:インストールする必要はありません。

 

使い方:


① ダウンロードしたファイル(PettyCamera.exe)をクリックすると水色の枠が出てきます。

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② 枠を、撮りたい場所に合わせます。枠の右下端で調整することで拡大や縮小も自在にできます。


③ 決まったら、『とる』をクリックすれば完了です。


④ 最初の設定では、PettyCamera.exeが入っている場所に『ScreenShot』というフォルダができ、その中に撮った画像が保存されます。

 

たったこれだけの手順で、標準のPrintScreenより簡単お手軽に画面のキャプチャができてしまいます。
『とる』ボタンの左となりくらいに『?』ボタンがあると思います。

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ここをクリックするとPettyCameraの詳細な設定が行えます。


ここで設定できる項目は、出力(保存)する時の画像の形式や、JPEGで撮影する際の画質の調整。撮った画像の保存場所の指定や枠の色の変更などを設定できます。

さらに、冒頭にWEBの画像の保存方法を書きましたが、通常の方法では保存できない画像やサイトがあるということを書きました。
しかし、この『PettyCamera』を使えば画質は多少落ちてしまうものの、保存することができてしまいます。
また、動画の途中をキャプチャしたいという場合にでも、枠に入っていればほとんどのものが撮れてしまうという優れものなのです!!(ただし、DVDなどの場合は直接ビデオカードに画像が転送されてしまうため、このソフト以外でも外部から撮影することはできません。)


こんな優れたフリーソフトなので、ゲームをやってる人にも色々つかえるオススメツールなので一度試用してみてはいかがでしょう?


ちなみに、ゲームの画面をキャプチャしたいという方への豆知識なのですが、通常フルスクリーンモードでゲームをやっている状態では他のソフトの起動ができませんので、撮りたい場面がある場合は、フルスクリーンモードからウィンドウモードに変更して撮るとうまく撮れるかと思います。

 

最後に、画像を保存するに当たり、覚えておくと役に立つ知識を紹介します。
画像には数種類の形式があります。こちらは覚えておいて損はしないと思いますので書いておきますね。

 

 

 

JPEG(~.jpg)】


人物や風景といった写真などのフルカラーの画像に向いています。
インターネットで多く使用されている形式です。

 

【ビットマップ(~.bmp)】


生データともいえるもので、画像を加工する場合にこの形式で保存しておけば後で加工する際の画質の劣化などが防げます。ただし、このままではインターネット上のホームページやblogでは使用できません。

 

【GIFファイル(~.gif)】


全部で256色までしか使えないので色数の多い写真などには向きませんが、
JPEGのように輪郭がぼやけたりしないので図や文字の多い画像などに向いて
います。
※減色処理が行われるため、見た目の色と異なる色で画像ファイルが出力されることがあります。

 

PNGファイル(~.png)】 


ビットマップを圧縮して格納しているような形式なのでファイルサイズが大きくなりやすい欠点がありますが、フルカラーでかつ輪郭のぼやけなどが発生しない利点があります。
データの圧縮処理が入る関係で、コマ撮りなどの連写には不向きです。

 

 

以上、WEB上やパソコンの画面のキャプチャの方法や豆知識を紹介いたしました。

 

eスポーツカフェのシステムやデバイスを潜入調査 In 新大久保店

eスポーツカフェシステムバイスを解説!

最近普及してきているe-Sportsを誰でも手軽に体験できる施設「eスポーツカフェ」があると聞いて「どんなものか!」と思いシステムやデバイスなどを実際に新大久保のカフェに行って調査しました。e-Sports cafeが気になるという方は是非参考にしてみてください!

 

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 公式サイト↓↓↓↓↓

esportscafe.co.jp

eスポーツカフェの店舗の雰囲気

eスポーツと聞いて皆なさんはどんなイメージを持つでしょうか。

私は近未来的でカッコよく華やかなイメージがあります。ですが、実際にeスポーツカフェのような施設で体験するとなると、少し手を出しずらいと思う方は少なからずいると思います。僕も実際に新大久保にあるESPORTS CAFEというお店に行ったんですが、カフェにいるみなさんはかなり慣れた様子で慣れるのが難しそうでした。

ですが、店の店員さんはすごい明るく接してくれてすぐ和めそうな雰囲気でした。

思ったよりeスポーツカフェは硬い空気といったものはなくただゲームを楽しみたい人が集まる憩いの場という印象でした。

24時間営業なので夜中に行くとまた違った雰囲気があるかもしれません。

店舗の料金システムを説明! 

 eスポーツを体験できといってもお店のシステムが分からないと何をする場所なのかすらもあやしいですよね。私が実際にそこでゲームをしてきたのでお店のシステムとカフェに設備してあるパソコンの説明をしようと思います。

まず、私がいった新大久保にあるeスポーツカフェは時間制だったので受付で時間を指定するのですが、利用するにはカフェ専用のアカウント登録が必要です。

ただ、アカウントといっても電話番号をIDにしてパスワードを設定すれば済むので簡単です。その時に住所と生年月日を記入します、身分確認のために身分証明書が必要なので忘れないようにご注意ください。そこで登録したアカウントにチャージするような形で時間分のお金を払います。

《値段表》

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 ESPORTS CAFE 公式サイトより

http://esportscafe.co.jp/system/

パソコンにログインする時に先ほど開設したアカウントを使います。ログアウト時に個人情報などはリセットされるので安心です。

チャージした時間はログイン中にしか減らないのでログアウトした時に残っている時間を次回きた時に使うことができます。これがお店のシステムです。

eスポーツカフェプレイできるゲーム

下の画像はログインした後のデスクトップの画像です。主にeスポーツと呼ばれるゲームがほぼ揃ってますね!自分がプレイしたいゲームがない場合は勝手にダウンロードしても大丈夫なんです!

デスクトップに通話ソフトがあると思いますが店内でのボイスチャットは自由なのでカフェにいる方の7割ほどが通話をして楽しんでいました。

ここで!このカフェで一番注意しなければならないことがあるんです。

ここにある全てのゲームはすでにアカウントを所持している人がログインすることによってプレイできますが、ゲームアカウントをもってない人はできないのでそこは前提として知っておいてください。アカウントを持っている友人から一時的に借りるのもアリだと思います!

主にカフェにいた皆さんはPUBG・CSGO・Fortnite・LOLなど最近eスポーツとして主流化しているゲームで盛り上がってました。

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 カフェに設備してゲーミングデバイス

カフェに設備されているパソコンにはそれぞれ同じゲーミングデバイスが接続されています。Razerのゲーミングデバイスが接続されていますが、いつも使っているデバイスを使いたい方は持ち込み可能なので、もともと付いてるバイスと取り替えて帰る時に前の状態に戻せば大丈夫だそうです。私が使ってみた感想なんですが、ヘッドセッドはたくさんの人が使っているのでそれだけは自分で持って行った方がいいと思いました。

他のデバイスも慣れていないとゲームに集中できないかもしれないので私的には自分で持っていくのは全然ありだと思いました。カフェにいた方の何人もが自分で持ってきたものを使っていたのでeスポーツカフェでは普通なのかなと感じました。

マウスの感度はきちんと設定した方がより快適にプレイができると思います。

バイスの中でも一番気になったのがパソコンのモニターです。いつも使っているモニターと発色の仕方が違うので慣れなくて少し変な感じでした。モニターのHz自体は申し分ないほど出ていますが、やはり発色が違うととても違和感を覚えると実感しました。

カフェの長点欠点

私が素晴らしいと思ったシステムが、ログイン中であればお金は払っているので途中で離席してご飯を食べに行くということが可能なのです。私も途中で食べ物を買いに行ったりできたので割とアバウトな空間だと感じました。食べ物の持ち込みも可能なので自由度が高い施設だと感じました。

これは私が実際に行って思ったことなんですが、私が行った時間帯<土曜日15時>ぐらいは満席で人がいっぱいいるので不安なことはないですが、待つスペースがないので受付までの狭い廊下で待つことになってしまいます。さらに上の長点が裏目にでるように飲食店の待ち時間と違い自分が終わりたい時にログアウトして帰る仕組みなので、場合によってはものすごい待つことになってしまいます。なのであらかじめ混んでる時間帯を調べておくといいと思います。そしてもう一つ、喫煙席と禁煙席が一応分かれているのですが、そこにはドアはなくかなり煙っぽいです。それ以外は私は特に気にならず居心地も悪くなかったです。

最後にESPORTS CAFEに行って思ったこと

ここまで、ESPORTS CAFEに行って調べてきたことを述べてきたんですが、一番感じたことはゲームが好きな身としてe-Sportsが盛り上がっていくのを眼の前で見て体験することができたのでとてもいい経験を得られたと思いました。

今のe-Sportsは昔のゲームという存在からでは想像できないくらいに進化してきていると思います。ゲームがビジネスになる時代になり世間に多く知られゲームへの偏見がなくなっていくことをとても嬉しく、今まで見てきたゲームの世界と違う世界をみることができました。まだ、家でしかゲームをしたことない方は外でゲームをして、ともにe-Sportsを盛り上げるために一度eスポーツカフェに行くのもいいと思いました。

友達と行くのも、そこで友達を作るのもe-Sportsの世界を広げる第一歩であり、この様な施設がもっと増えることは進歩だと思います。

この記事を読んだ方は是非eスポーツカフェに行ってみてください!

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 運営サイト:https://ginza-calla.sakura.ne.jp/

PR:https://miyacafe.jp/