パソコンの電源が入らない時の対処法

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パソコンの電源が入らない症状について、お話させていただきたいと思います。


電源が入らないと一口で言っても、様々な症状があると考えられます。
まず、自分のパソコンは今どういった状態なのかを具体的に考えていく必要があります。

以下によくある症状の例をご紹介します。

 

通電しない


パソコンの電源ボタンを押しても、何も反応がない状態。

 

 

 

電源ランプはつくが、画面が映らない。


電源のランプは点灯しているが、メーカーロゴ等も何も画面にうつらず真っ暗な状態。

 

 

 

通電が不定


電源が入ったり入らなかったりと、その時によって通電が不安定。

 

 

 

使用中に電源が落ち、その後通電しない


通常使用していた時にいきなり電源が落ちてしまい、ボタンを押しても反応しない状態。

 

 

 

・通電し、ファンは動くがすぐにまた電源が切れる


電源ボタンを押せば一瞬通電して動いているような音はするが、またすぐに電源が切れてしまう。

 

 

 

電源ボタンを押すとピッピッピッと機械音がして、何もうつらない

 

 

 

冬などの寒い時に、電源が入らない


特に寒冷地での早朝や深夜などに、ボタンを押しても反応しない状態です。

パソコンの電源が入らないと言っても上記のように様々な症状があり、それにより原因も異なってきます。
続いて、それぞれの症状について考えられる原因と、今できる対処法などを記載していきます。

 

 

 

【全く通電しない場合】


電源ボタンを何度押しても、全く反応がない場合はまず一度放電を試してみてください。

 

・放電の方法は、まずパソコンの電源を切り、電源コードをコンセントから抜いてください。
(ノートパソコンの場合は、バッテリーも外しておいてください。)


そして2・3回程電源ボタンを押します。


その後ノートパソコンの場合はバッテリーを取り付け、電源コードを入れてみて下さい。

上記で通電し、起動できた場合はパソコン内部が異常帯電を起こしてしまっていた可能性があります。


パソコンは内部に様々な精密機器が搭載されているものですので、電気がたまりやすい性質を持っています。
その為、長い時間電源ケーブルを繋ぎっぱなしにしたり、通電させている状態にすると、異常帯電を起こしてしまうことがあります。


万が一、頻発して起こる場合は部品が弱っている可能性もありますので、ご注意ください。

また、放電してみても症状が改善しない場合、部品の故障の可能性が考えられます。
故障の可能性がある部品としては、デスクトップの場合電源ユニットや、マザーボードなどの故障が考えられます。


ノートパソコンの場合、マザーボード、ACアダプター故障などが考えられます。


その他にも、スイッチ部分の破損やノートパソコンのDCジャックの破損など、様々な故障原因が考えられますので分解して検査する作業が必要となります。

【電源ランプはつくが、画面が映らない】


電源ランプはついて動いている気がするが、画面が真っ黒で何もうつらない場合は、こちらも一時的な帯電である可能性があります。


一度、放電を試してみてください。

 

それでも改善されない場合、下記の可能性が考えられます。

 

・ノートパソコン


ノートの場合ですが、画面出力はしてないが実は後ろでWindowsは起動しているという可能性もあります。
液晶パネルの不具合により画面が映らない状態になっていたり、バックライト切れにより見えなくなってしまっているだけかもしれません。


↓外部出力を一度試してみて下さい。

外部出力とは、ほとんどのパソコンの側面についている外部ディスプレイ端子に接続して、デスクトップ用のディスプレイなどに出力することです。

 


多くのノートパソコンは「D-Sub15ピン・アナログVGAという外部ディスプレイ端子を標準装備しています。
パソコンの横や、後ろ側に青い端子がないか確認してみて下さい。
それがない場合は、別の出力端子の可能性もあります。


変換ケーブルが必要になる場合もありますので詳しくは、説明書等をご参照してみてください。

 

外部出力をしてみてきちんと映った場合、液晶パネルまわりの不具合の可能性が高いです。
また、もし出力できなかった場合はマザーボードの可能性もあります。

 

続いて、デスクトップの場合。


グラフィックボード搭載のパソコンの場合は、グラフィックボードの不具合の可能性があります。
その場合、オンボードのグラフィックがついていれば、グラフィックボードを取り外してそれで出力できるかどうか、という所になります。


また、元々オンボードグラフィックをお使いの方は、グラフィックの不具合の場合はマザーボードの交換となるケースが多いようです。

 

 

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【冬などの寒い時に、電源が入らない】


主に寒冷地でのことになりますが、深夜や早朝、おおよそ0℃以下になった時にだけ、電源が入らなくなる症状が見られることがあります。

 

本来、パソコンは使用できる温度は10~35度で湿度10~90%となります。
冬の寒冷地などでは0℃以下になる地域も多いかと思いますが、その低温の状態でずっと電源が入っていないと、パソコンの温度も下がり通電しなくなることがあります。

逆に、急に気温を上げすぎるのもキケンです。
なぜなら、寒い所から急に気温をあげたりすると結露が発生し、精密機器のパソコンはたちまち劣化し不具合を起こしかねません。

寒い時だけパソコンの電源が入らないということであれば、改善策として徐々に気温をあげていくか、そもそもその環境にパソコンを置かないことになります。
それでもパソコンを使わなければならない方々も多いかと思いますので、手間はかかりますが前者の方法で使っていくことで、不用意にパソコンの寿命を早めずに済むことができます。

 

 


【使用中に電源が落ち、その後通電しない】


いつもどおり、普通に使用していたらいきなり電源が落ち、その後電源ボタンを押しても何も反応しないという症状は、やはり部品故障の可能性が高い状態です。


放電してみてもダメな場合、マザーボードや電源ユニット、その他各種部品の不具合の可能性があります。

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外部出力とは、ほとんどのパソコンの側面についている外部ディスプレイ端子に接続して、デスクトップ用のディスプレイなどに出力することです。

 


多くのノートパソコンは「D-Sub15ピン・アナログVGAという外部ディスプレイ端子を標準装備しています。
パソコンの横や、後ろ側に青い端子がないか確認してみて下さい。
それがない場合は、別の出力端子の可能性もあります。


変換ケーブルが必要になる場合もありますので詳しくは、説明書等をご参照してみてください。

 

外部出力をしてみてきちんと映った場合、液晶パネルまわりの不具合の可能性が高いです。
また、もし出力できなかった場合はマザーボードの可能性もあります。

 

続いて、デスクトップの場合。


グラフィックボード搭載のパソコンの場合は、グラフィックボードの不具合の可能性があります。
その場合、オンボードのグラフィックがついていれば、グラフィックボードを取り外してそれで出力できるかどうか、という所になります。


また、元々オンボードグラフィックをお使いの方は、グラフィックの不具合の場合はマザーボードの交換となるケースが多いようです。

 

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【冬などの寒い時に、電源が入らない】


主に寒冷地でのことになりますが、深夜や早朝、おおよそ0℃以下になった時にだけ、電源が入らなくなる症状が見られることがあります。

 

本来、パソコンは使用できる温度は10~35度で湿度10~90%となります。
冬の寒冷地などでは0℃以下になる地域も多いかと思いますが、その低温の状態でずっと電源が入っていないと、パソコンの温度も下がり通電しなくなることがあります。

逆に、急に気温を上げすぎるのもキケンです。
なぜなら、寒い所から急に気温をあげたりすると結露が発生し、精密機器のパソコンはたちまち劣化し不具合を起こしかねません。

寒い時だけパソコンの電源が入らないということであれば、改善策として徐々に気温をあげていくか、そもそもその環境にパソコンを置かないことになります。
それでもパソコンを使わなければならない方々も多いかと思いますので、手間はかかりますが前者の方法で使っていくことで、不用意にパソコンの寿命を早めずに済むことができます。

 

 


【使用中に電源が落ち、その後通電しない】


いつもどおり、普通に使用していたらいきなり電源が落ち、その後電源ボタンを押しても何も反応しないという症状は、やはり部品故障の可能性が高い状態です。


放電してみてもダメな場合、マザーボードや電源ユニット、その他各種部品の不具合の可能性があります。

また、CPU付近の不具合により上記の症状が起こることもあります。


例えば、ヒートシンクが外れてしまっているなどの可能性があります。
ヒートシンクが外れてしまっていると、パソコンに負荷がかかり、電源が落ちてしまうという症状が出ます。
ヒートシンクが外れてしまう原因として多いのが、クリーニングなどをした時に引っ掛けてしまっていたり、落としてしまったり、移動した際にちょっとした衝撃で外れてしまったりなど、パソコンはデリケートな部分がありますので、丁寧に扱う必要があります。

 

また、パソコン内部の掃除を行わず、埃などが溜まってしまっていることによりうまく排熱ができなくなってしまっている状態でも電源が落ちてしまうことはあります。

パソコンの故障というのは大体がいきなり、突然にやってくるものですので、ちょうどそのタイミングが起動中だったか、もしくは何らかの負荷がかかった為と考えられます。

 

 

 

【通電し、ファンは動くがすぐにまた電源が切れる】


電源ボタンを押していつものようにファンがまわる音が聞こえるが、画面に何もうつらずにすぐ切れる症状です。
こちらは、電源ボタンを押してからどのぐらいの秒数で落ちるか、が重要になってきます。
また、毎回同じタイミングか、それとも別々のタイミングか、などです。

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毎回、画面がうつる前・もしくはメーカーロゴが出てその後すぐの場合などの場合はマザーボードの不具合の可能性が高くなってきますが、その後まで進んだり、Windows起動することもあるということであれば、また違う原因になってくるかと思います。

 

 

 

【電源ボタンを押すとピッピッピッと機械音がして、何もうつらない】

 


電源ボタンを押してファンが回転し、何らかの機械音のような音がする場合は、その音はビープ音の可能性があります。


ビープ音とは、何かの不具合が合った際にそれを知らせる警告音のことです。

その種類は多数あり、マザーボードによっても音の種類などは変わってきます。

一例をご紹介します。

 

・短×2 CMOSセッティングエラー
・長 短 DRAMエラー
・長 短×2 ビデオカードかモニターの接続エラー
・長 短×3 ビデオカードがみつからない、もしくはビデオRAMのエラー

 

などなど…
これ以外にも、様々な種類があります。
また、通常起動でも一度だけピッとなるパソコンがありますが、その音で何度もなる場合はビープ音による警告になります。

こちらの症状で一度試していただきたいのは、やはり放電作業です。


メモリの一時的なエラーなどで帯電して、画面がうつらずビープ音がなるケースは多いです。

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また、内蔵電池切れでビープ音がなることもあります。
CMOS電池が切れたことにより、内部の時計が狂ってしまった為にビープ音で知らせてくれるパソコンもあります。


その場合、電池の交換をしなければなりません。

 

デスクトップパソコンの場合、CR2032というものを使っていることが多いかと思います。
ノートパソコンの場合は特殊なものが多いことと、多くの場合マザーボードの方まで分解する必要がある為、簡単に交換することは難しくなってくるかと思います。

 

ビープ音ひとつで原因がわかることもありますので、どういう音だったか、音の長さと何回なっていたかなどはメモに残しておくと、後々分かりやすくなると思います。

以上、様々な症状とそれに対する改善策などをお話しましたが、上記はあくまでも一例です。
パソコンには様々な細かい部品がついていますので、ちょっとしたことで故障してしまったり、不具合の原因になりかねません。
また、故障の可能性がある箇所も様々です。

 

これらを防ぐ為には、正しい環境で、無理な使い方をしないことをおすすめします。
ただ、どれだけ気をつけて使っていてもパソコンには寿命がありますので、それを念頭に置きつつ大事なデータのバックアップは、取るように心がけていきましょう。


今回は、パソコンの電源が入らないという症状についてお話させていただきました。