パソコンが重い時の対処法

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パソコンが重くなるのはパソコンを使っている人たちにとっては
よくある問題だと思います。


例えば電源スイッチを押してから起動して使えるようになるのに10分近くかかるとか・・・
何かソフトを起動して使えるようになるまでに時間がかかる、インターネットを開いてから
TOPページが表示されるまでに時間がかかるなど・・・


今回は少しでもパソコンの動作が快適になるような情報をお伝えしますね!

幾つか手段を上げてみました。


レジストリのゴミを削除する。


パソコンにインストールされたプログラムの大半はレジストリに情報を書き込みます。
そのソフトをアンインストールして一部情報が残ってしまう場合があります。
そのようなレジストリが蓄積されていくとパソコンの動作の遅延に繋がるケースがあります。
そんな時におすすめソフトをご紹介します。

 

●[CCleaner]です。


このページはツールの使い方をメインでご紹介するページでは無いので
詳細な使い方は割愛させて頂きますが、ご安心下さい。使い方は至って簡単です。

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クリーナー、レジストリ、ツール、オプションの選択項目があり
内部のデータのゴミを掃除したいならクリーナー。


レジストリを綺麗にしたいならレジストリと用途に分けて使い分けることが出来ます。
クリーナーの場合、細かく消す物の選別まで出来るので消したくない項目のチェックは
外してくださいね。


レジストリのクリーニングの場合は、もう画面を見ていただけば一目瞭然。

問題点をスキャン→問題点を解決。


以上です!


ただレジストリを直に触っていないとは言え、ツールで消しているからといって
安心はできませんので、不安な方はレジストリのバックアップを取った後にお試しください。
レジストリを触るのは自己責任でお願い致します。

 

 

・スタートアップとサービス(常駐プログラム)の調整


パソコンのプログラムは何も全てダブルクリックしないと起動しない訳ではなく
パソコン起動と同時に起動するプログラムも多々組み込まれています。
もちろんハイスペックのマシンであれば大丈夫かもしれませんが、
それでも限度はあります。そのため、使用しないプログラムなどを見極めて
手動で外す事で、動作の改善に繋がるケースがあります。
私がやっているスタートアップの調整は
「メーカー製のソフトウェアの停止」がメインですね。
私はSONYVAIOを使っているのですが、SSD搭載モデルなのになんだかもっさり
していました。それはリカバリ後も同様で、SSDのテストも行いましたが、部品には異常が無い
状態。スタートアップのサービスを全て無効にすると爆速でした。


・・・常駐ソフトかっ・・・


という事で、メーカー製のソフトウェアを必要最低限だけ残してすべて無効にしました。
またメーカー製のソフトよりフリーで出ているソフトのほうが動作が安定したりするので、
しっかりとした調査が必要ですが・・・


メーカによって入っているソフトウェアに違いがあるので、一概には言えませんが、
これは私の主観ですが、メーカー製のソフトウェアは普通に使用する上で要らないものが多いです。
メーカー製のソフトウェアなどの調整は是非やってみて下さい!

 

ちなみに私のはこんな感じで調整してみました。

 

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あくまで私は!ですのでそのマシンによって変わりますのであしからず・・・

 

 

・パソコン本体、システムの不具合など


ハードディスク内のファイルが破損していたり、断片化の割合が高い状態だと
パソコンの起動、動作に大きく影響を及ぼす場合があります。
例えばですが、空き容量が極端に少ない場合も同様の症状が出ます。
最悪の場合、ハードディスク自体に異常がある場合もあります。
よくWindows標準のデフラグツールを使用している方を拝見しますが、
できるだけ標準のデフラグツールは使用しないほうがいいです。
標準のデフラグツールを使用後に起動しなくなるといった症状が結構多く伺いますので
要注意です。フリーウェアなどで評判のいいデフラグツールを使ったほうが全然いいです。
空き容量が少ないと、例えばですが、圧縮されたファイルを解凍する際にもエラーが出たりします。
最悪なことにソフトウェアのアンインストールも出来なくなったりします。
知識 + 移行可能な領域(使っていないDドライブなど)があればまた話は変わってきますが、
そうでない場合は一時ファイルなどを手動で消していき空き容量を作らなければなりません。
XPや7、OSの違いによってディレクトリ構造が変わってくるので一概に全て
ピンポイントでは無いですが、ここを消すと空き容量があく場合があります。

その一例をご紹介しますね。


※XP
・C:\WINDOWS\Temp

 

Vista以降。
・C:\Users\(ユーザ名)\AppData\Local\Temp

 

※XPより前のOS
・C:\Documents and Settings\(ユーザー名)\Local Settings\Temp

 

これで1-4GB位は空き容量が増える場合がありますので、そうしたら
クリーニングソフトを導入する事が可能になりますので、
更に空き容量が作れると思います。

 

 

・パソコン自体のスペックに限界がある


今時のパソコンはCPUもメモリも非常にハイスペックな物が流通していますが、
皆さんがお使いのパソコンは如何でしょうか。
例えば、CPUがシングルコア、メモリが512MBなどの状態であれば、
スペックは低いと言わざる負えないのが現状です。
もちろんスペックはCPU、メモリだけでなく、OSにも依存してきます。
例えば、Windows Vistaですが、メモリは最低でも2GBは必要です。
それ以下の場合、ほぼ間違いなく動作が重くなるでしょう。
そもそも自分の使っているマシンのスペックがどれくらいかわからない方と
いらっしゃると思いますので、パソコンのスペックの確認の方法をお伝えします。

 

・[msinfo32]


OS、CPU、メモリなどの情報がわかります。
最低限の情報はここから得ることができます。

 

・[dxdiag]


こちらはオンラインゲームをやる際に必要になってくるDirectXを用いた確認方法です。
個人的にはこちらのほうが詳しくわかるといいますが、ちょっと細かすぎかもですね。

ちょっとスペックとは別ですが、Vista以降のマシンは
Windowsの評価:エクスペリエンスが存在します。
オンラインで評価してくれますよ。
最高値が7.9なんですが、自分のパソコンの弱い項目を評価して数値化してくれるので
何が弱いかという判断基準程度にどうぞ。

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このように私のパソコンは評価されています。
もちろん年月が経つに連れてこの評価値は下がってくるのでしょうが・・・

 

 

・セキュリティソフトの選別(※これ結構重要です。)


上で説明したスペックにも関係してくるのですが、皆さん大体の方が
有料にしろ無料にしろセキュリティソフトを導入していると思います。
有料にしても無料にしても今のセキュリティソフトは結構スペックが必要になってきます。
なのでセキュリティソフトを導入する場合は要注意です。
買ったはいいが、インストール出来ないという残念な自体になってしまうので、
何をインストールするのにも自分のパソコンがどれくらいのスペックかは把握しておいたほうがいいですね。


有名なセキュリティソフトを上げるなら

 

ノートン

ウイルスバスター

 


この2つは何かしらで聞いたことがある名前かもしれませんね。

 

無料版だと


Microsoft SecurityEssential


Avast!


AVG


などでしょうか。
私はSecurityEssentialを使用していますが、中々良い感じです。
動作にも影響はありませんでしたし。
自宅のパソコンにはAvast!を入れたりAVGを入れてみたりと色々試してます。

有料版を購入するにあたって注意が必要ですが、
高いからいい。安いから良くない。
というのはあまり関係ないと思います。
もちろん機能の充実性や堅牢性は変わってくると思いますが、
正直感染する時はどうやっても感染してしまうのです。
悲しいことですが・・・


ただ直接名前を言うと製品批判になってしまうので、名前は伏せますが、
個人的に安くて更新不要なセキュリティソフトにはご注意下さい。
そのセキュリティソフトをインストールしてから起動に時間がかかったり、
最悪の場合、起動しなくなるケースもありますので・・・


個人的に有料版でおすすめなのは キャノンITソリューションズ
ESETシリーズですね。


ESET Smart Security (イーセット スマート セキュリティ)

は1ヶ月無料体験版と製品版があります。
もちろん無料体験版を使ってみて動作的にOKならば購入してみてください。

下記サイトよりダウンロードできます。


スペックに自信がなくてもESET Smart Security (イーセット スマート セキュリティ)

比較的よく動きます。またウイルスの検出率は他と比べて高いです。


このようにスペックに応じたセキュリティソフトを選ぶ必要があります。

如何でしたか?


パソコンの動作が重くなる原因は本当に様々です。
その重くなっている原因を突き止めないと抜本的な解決には至りません。

 


なので自分のパソコンの事は最低限把握しておくといいと思います。

パソコンが起動しない/パソコンが立ち上がらない場合の対処の方法

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パソコンが起動しない、パソコンが立ち上がらない

パソコンが起動しない」「パソコンが立ち上がらない
この2つの言葉は、お問合せを受ける上で一番よく聞く言葉です。
起動しない、立ち上がらない原因は大きく分けると2つ。
「システム系」と「ハードウェア系」です。
システム系は、WindowsMacLinuxのOS(オペレーティングシステム)の問題、OSとハードウェアをつなぐDriverと言われる認識するためのプログラムの問題、入れている社外のソフトウェアが原因だったり数多く存在します。
ハードウェア系は、ハードディスク、メモリ、グラフィックボード、電源ユニット、CPU、マザーボードといったパソコンを動かす上で必要な様々な機器の不具合が原因で起動しなくなってしまうものです。

今回は「パソコンが起動しない」といった問題を幾つかの事例や、解決方法と合わせてなるべくわかりやすくご説明させていただきたいと思います。

 

パソコンには「Windows」「Mac」「Linux」と言ったメインのシステムが存在します。

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このソフトが入って初めて、皆さまが使用している状態になります。
特にメジャーなものが「Windows」です。
当社に入ってくるパソコンの7?8割はWindowsのパソコンだと思います。

まずは、Windowsがどのようなプロセスで起動するのかを簡単にお話していきたいと思います。
このお話を聞くと、自分のパソコンにどのような不具合が起きている可能性があるのかがなんとなくわかってくるのでは無いかと思いますので、参考までに読んでいただけると幸いです。

 

1)パソコンの電源を入れる


2)BIOSが起動し、パソコン内の各部品の読み込みが始まります。


BIOS」とは、マザーボードと呼ばれるメインの基盤を制御するためのファームウェアです。
BIOSに不具合が起きたり、万が一壊れてしまうと、最悪マザーボード自体を交換する必要が出てしまいます。
また、BIOSが正常に読み込めないと、画面も出ず、ビープ音がする等のエラー症状が出ます。


3)POST画面が表示され、ビデオ、メモリ、BIOSのチェックが始まります。

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この「POST」画面というものは、パソコン起動時に黒画面背景に白い文字で、モニタ上にBIOSのバージョンや、ハードディスク等の構成、その他情報が出る画面です。


4)CMOS情報が読み込まれます。

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CMOS」とは、BIOS情報等が保存されていて、起動するデバイスの順番や、BIOSのパスワードなどが含まれています。
パソコン自体に電源コード等が刺さっていない状態でも、マザーボード上の電池で電力が供給され、データが保持されています。
また、年や日時も保存しているため「パソコンの日時がよくズレる」「CMOS checksum errorと最初に出て「F1」を押さないと起動できない」等の症状が出る場合は、CMOS情報を維持するための電池が消耗してきていると考えられます。


5)ハードディスクにアクセスします。


この時、まず読みに行くのが「マスターブートレコード(MBR)」と呼ばれる部分で、この中にハーティションと言うハードディスク内の領域(部屋)の情報や、その部屋をどこから読み込むのかといった情報が入っています。
OSの入っているパーティションをアクティブパーティション(起動パーティション)と言い「OSが入っているパーティションですよ」というような印がついていると思っていただくと理解しやすいと思います。


6)Windowsシステムの読み込み

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ここまで来てようやくWindowsのシステムが読み込まれます。
細かい読み込み部分がありますが、そこは少し省かせていただきます。
Windowsのロゴが出て、バーが出たり、ロゴがほわほわ光ったりする画面では、Windowsシステムと、ハードウェアの認識を行なっていて「ドライバ(Driver)」と言われる認識するためのプログラムが読み込まれています。
ここでフリーズする場合は、ドライバが壊れていたり、ハードウェアに何かしら不具合がある可能性が高いですね。


7)「ようこそ」画面が出る

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ここでは「スタートアップ」と言われる部分に登録されているソフト類が主に読み込まれていて、常駐しているセキュリティソフトなんかもこのタイミングで読み込まれています。
ここでフリーズしたり、ブルースクリーン等が出る場合は、ソフトウェアの問題で起動が正常にできていないということですね。

上記のプロセスが終わって初めてWindowsが正常に起動すると言うわけです。
少し専門用語が多く、私のご説明ではわかりにくい部分が多々合ったのではないかと思いますが、上記がなんとなくでも理解できれば、自分自身のパソコンにトラブルが起きても、どこに不具合がある可能性があるのかがわかってきますね!

 

それでは、上記を踏まえて、当社に入ってくる「Windowsのパソコンが起動しない」症状で多いものを大まかに上げていきます。

 

1)Windowsシステム(OS)が見つからない
2)ハードディスクの認識ができていない
3)CPUのファンエラーが出る
4)ブルースクリーンと言われる背景が青に白い英語文字が表示されて起動ができない
5)電源を押しても「ピーピー」と音がなって画面が出ない
6)通電はしているが画面がでない
7)XPのロゴまで出るけどその先に進まない
8)「ようこそ」画面から先に進まない
9)メーカーロゴの後、画面左上に「_」が出て先に進まない

他にも症状は多数ありますが、今上げた物の中の一部を事例を踏まえてご説明していきたいと思います。

 

1)Windowsシステム(OS)が見つからない

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というものに関しては、英語表記で「Operating System not found」と出ます。
これは、Windowsシステムに深刻な不具合がありOSが認識できない場合や、起動パーティションを認識できない為に起こることが多く、ハードウェア的な不具合の場合は、ハードディスクに不具合があり、正常に読み込みができないため、Windowsシステム自体が読み出せていないために起こります。

ちょっと横道にそれますが、今出た用語の中で、一部をご説明させて頂きます。
・OS
オペレーティングシステムの略で「Windows」「Mac」「Linux」のような大本のシステムを指します。
パーティション
ハードディスク内のデータを保存するための部屋のことを言います。
「Cドライブ」「Dドライブ」などは1つの部屋の名前のようなもので、複数の部屋がある場合「どの部屋を先に読み込む」という印が部屋の頭についていて、そこからシステムを読み込んでいきます。
起動パーティションとは、システムの入った部屋のことになります。
さて、OSが正常に読めない場合に考えられる原因は
・起動パーティションの印がなくなってしまった
・システムファイルが深刻なレベルで壊れてしまっている
・ハードディスクが壊れてしまった
主に上記のような物が考えられます。


起動パーティションの印がなくなってしまった場合は、Windowsのインストールディスクを使用して、CDブートし、コマンドプロンプトでコマンドを使用して、システムの入ったパーティションをアクティブにすることで修復することができます。
また、システムが深刻なレベルで壊れてしまっている場合は、Windowsのインストールディスクを使用した「修復インストール」と呼ばれる方法が効果的で、データや、ソフトウェアをそのままに、OSのデータだけを正常な状態に書き換える方法です。
システムの不具合全般に使える方法ですが、不用意にすると症状が悪化してしまう危険性がありますので、症状等を考えて使用する必要があります。
ハードディスク自体が壊れてしまった場合は、起動させることは困難でしょう。
CDブートが出来るLinuxOS等を使用して、データが救えそうであればデータを抽出して、ハードディスクを新品に交換、リカバリー(初期化)作業を行う必要があります。
状態次第では、新品のハードディスクに、システムやデータをそっくりそのまま移行することもできますが、難しい作業だと思います。

 

2)ハードディスクが認識できない

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この症状の際に表示される代表的なものとして「A disk read error occurred」がありますね。
これは、ハードディスクが正常に読み込めていない為発生しているエラー表示ですが、原因としては
・ハードディスク自体が壊れている
BIOS情報が書き換わってしまった
・ハードディスク内の情報データが壊れてしまった
上記が主に上げることができます。
ハードディスクが壊れてしまった場合は1)で述べたような形になってしましますが、情報データはこわれてしまった場合や、BIOS情報が書き換わってしまったというものに関しては、治すことができる可能性があります。
情報データが壊れてしまっている場合の1つの手段としては、Windowsのインストールディスクを使用して、コマンドプロンプトを立ち上げ「Chkdsk」というプログラムを走らせることで修復できる場合があります。
Chkdsk」はシステムを自動で検査、修復してくれるプログラムですが、万能ではありませんので注意です。
BIOS情報が書き換わってしまった場合は、おそらくBIOS上の起動デバイスの順序や、読み込み先が、別のデバイスを読み込む設定に変わってしまっていると考えられます。
そこを、システムの入ったハードディスクから読み込ませて上げることで、エラーが消え、正常に起動できるようになる可能性がありますね。


上記で、いくつか修復の手段を上げましたが、ハードディスクが正常に認識できなくなってしまった場合は、ハードディスク自体が弱ってきている可能性が高いため、修復作業を行うことで悪化する危険性もあります。
その点を踏まえた上で作業は行なってください。
また、重要なデータがある方は、修復の前に、データをどうやって取り出すか、または復旧するかを最優先に考えましょう。

 

4)ブルースクリーンが出て起動ができない

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上記症状が出た場合は、システム、ハードウェアのどちらも疑える状態です。
ブルースクリーンには「STOPコード」と呼ばれるものがあり「0x000000◯◯」という物が出ます。
「◯◯」の中には、英数が入り、ここを見ることで大まかな症状の原因がわかる場合があります。
以下に主だったよくあるSTOPコードを上げていきます。
「0x000000ED」
ハードディスクに不具合がある可能性が高いコードです。
「0x0000007B」
システムと、ハードウェアを結ぶドライバに不具合が発生している場合に出る可能性が高いコードです。
「0x00000050」
メモリ系の不具合の可能性が高いコードです。
「0x000000EA」
グラフィックボードやグラフィック系のドライバに不具合がある場合に出る可能性が高いコード。
その他、多数存在するブルースクリーンですが、出た時点で深刻な不具合であることは間違い無いですね。
STOPコードにあった対処をすることが望ましいと思います。

Windowsの不具合は多々存在しますが、Windowsの起動プロセスなどをある程度頭に入れると、不具合の切り分けをすることができ、その症状に対する対策打ちやすくなります。
システム的な不具合の場合、症状や、状態次第で毎回修復へのアプローチが変わるため、必ずしも一度やった方法で、同じエラーが治るとは限りませんが、挑戦することに意味があるのではないかと思います。


一つ一つの知識を重ねていき、価値あるものに出来ればと思いますね。

パソコンが壊れた場合の対処法

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「パソコンが壊れてしまった・・・」

 

今回は、パソコンが壊れてしまった時の対処法についてお話させていただきたいと思います。

パソコンが壊れてしまった場合、様々なケースがあります。

 

パソコンが壊れた!のトラブルで症状として多い例は…

 

・起動しなくなってしまった


・画面が全く映らない!


・電源ボタンを押しても、何も反応しない


・パソコンの中から、変な音がする


・エラーメッセージが出て、先に進まない

 

このようなものが症状として多くなってくるかと思います。

 

いざパソコンが壊れてしまった時、どのようにすればいいのでしょうか。

 

それぞれの症状別にご紹介させていただきたいと思います。

 

 

【パソコンが起動しない・エラーが発生する】

 

 

パソコントラブルの中で最も多い症状です。


起動しないと一口に言っても、どこの画面まで進むのか、どういったエラーが発生しているのかによって原因は大きく変わってきます。

・メーカーロゴの所から先に進まない

 

ハードディスク障害の可能性が高い状態です。


通常、パソコンは起動する時にメーカーロゴが表示され、ハードディスクを読みに行くという順番になっていますが、このハードディスクに異常が出てしまっているとうまく読み込めず、先に進めない状態となってしまいます。

 

このような状況になってしまったら、重要なデータがパソコンに残っている場合はデータの救出が最優先です。

 

何度も電源を入れたり切ったりしていると、パソコンはもちろんハードディスクにも負荷がかかってしまい、状況が更に悪化することを防ぐため、速やかにパソコンの電源を切ります。


電源ボタンの長押しをすることで強制終了することができます。

 

・エラーが出て起動しない

 

メーカーロゴが出た後に、エラーが発生してしまう場合、エラーの内容によって原因の特定が出来る可能性が高いです。


エラーが発生している場合には、エラー内容をメモしておいた方がいいでしょう。

 

下記によくあるエラーの例とその対処法を書いて行きたいと思います。

 

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「NTLDR is missing Press Ctrl+Alt+Del to restart」

 

こちらのエラーが発生している場合、主に考えられる原因は3つあります。

 

1.Windowsの起動に必要なファイルが破損、もしくは何らかの原因で消えてしまい、起動出来ない


2.BIOSの情報が書き換わった為


3.ハードディスクの構成情報が壊れている、もしくはハードディスク自体に異常がある

 

1のケースの場合、Windowsのディスクを使って回復コンソールで修復することができます。


修復をして起動するようであれば、原因はboot関連ファイルの破損などと考えられます。

 

2のケースの場合、BIOS情報を変更してあげることで起動できるようになります。


例えば最近、ハードディスクなどの部品を増設した、などという場合に起動ディスクの順番が入れ替わってしまい、起動に必要なファイルが見つからない為このようなエラーが出てしまうということも考えられます。

 

3のケースの場合、一番致命的なパターンです。


ハードディスクに障害が生じている為、部品の交換は必須になってきます。


ハードディスク故障によりシステムファイルまでおかしくなってしまったりしているので、重要なデータを保存されている場合は一刻も早いデータ復旧が必要です。

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CMOS Checksum error-Defaults loaded」

 

こちらの症状の場合はCMOSのエラー、いわゆるCMOS電池の異常により発生しているエラーです。

多いのが電池切れの場合。


パソコンは内部に情報を保持しておく為の電池が内蔵されています。


これらが切れてしまっていると、起動させる度にエラーが出てしまいます。

 

対処法として、F1キーを押せば先に進める場合があります。


根本の原因を解決するには電池の交換が必要となってきます。

 

また、電池を取り外した後や新しいものに交換した後も出ることがありますので、その場合はBIOSの設定で日付や時刻を再設定しましょう。

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「Operating System not found」

 

こちらの症状は、OSつまりWindowsなどが読み込めない為に起動できないと言うエラーです。

 

原因としては、CDなどを入れたまま電源を入れてしまっている場合や、BIOSの設定によりハードディスクの読み込みを行わない設定となっている場合などが挙げられます。


これらの場合は、CDを取り出して再度電源を入れてみたり、BIOSの設定の変更をすることで起動できるようになるかと思います。

 

また、致命的なハードディスクのエラーであることが多いこの症状


ハードディスクの不具合だった場合には、交換をしてOSの入れなおしが必要となります。

 

また物理的なハードディスクの不具合の場合、データの救出が最優先となってきますので、極力それ以上の負荷をかけないようにすることが重要となります。

 

 

 

【画面が全くうつらない!】

 

 

パソコントラブルで多い症状の一つの、画面がうつらない症状。

 

最初から全く何もうつらないのか、それとも最初だけはうつってそのうち暗くなってしまうのか、それによって原因も様々です。


デスクトップパソコンの場合と、ノートパソコンの場合で分けてみたいと思います。

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・デスクトップパソコン

 

デスクトップの場合、まず疑われるのがモニターの異常です。


モニターが故障しているかどうかの切り分け方法としては、別なパソコンがある場合、そちらに繋げてみてもうつらないようであれば、モニター自体の故障の可能性が高くなります。

 

また、逆に他にモニターをお持ちの場合は、その別なモニターをパソコンにつなげてみて、うつるかどうか見てみるとモニター側なのか、パソコン側なのかの判断が出来ます。

 

デスクトップパソコンの場合は、パソコン本体のグラフィックチップや、グラフィックボードの異常によりうまく出力出来ない可能性があります。


その場合は、部品の交換が必要になりますが、グラフィックボードを搭載していてオンボードVGAがあるパソコンの場合、グラフィックボードを取り外すことによってオンボード画面出力できる可能性があります。

 

そちらで出力が出来た場合、グラフィックボードの異常の可能性が高くなってきます。

 

 

・ノートパソコン

 

ノートパソコンの場合は、主に液晶周りの異常であるケースが多いかと思います。

 

液晶パネル自体の異常や、LCDケーブル、インバーター、バックライト切れにより画面がチラついたり、薄暗い状態のままでよく見えなかったりすることがあります。

 

ノートパソコンの場合はほとんどのパソコンに外部出力端子がついていますので、モニターをお持ちである場合はそちらに出力してみることで、起動の確認が出来たりデータを取り出せる可能性もあります。


ノートパソコンの画面異常の場合は、一度試してみてください。

 

 

【電源ボタンを押しても、何も反応しない】

 

 

電源が入らないトラブルも、お伺いする症状の中で多い事例です。

 

電源周りのトラブルの場合、デスクトップですとまず疑われるのが電源ユニットの不具合。


電源ユニットに不具合があると、通電させることもできなくなってしまいます。

 

また、マザーボードの不具合により、電源が入らなくなってしまっている可能性もあります。

 

ノートパソコンの場合は、ACアダプターやマザーボードなどの可能性があります。

 

いずれにしても、電源が入らないトラブルの場合は一度”放電”をお試しください。

 

1.パソコンの電源を完全に切る


2.電源ケーブルを外す(ノートパソコンの場合は、バッテリーも外してください)


3.電源ボタンを数回押す


4.電源ケーブルを取り付ける

 

その後、電源が入るかどうか試してみてください。

 

パソコンは電気がたまりやすい性質を持っており、異常帯電を起こしてしまうと電源が入らないなどの症状が起こってしまうことがあります。

 

特に冬の時期や、ずっと電源ケーブルを差しっぱなしにして使っている方に起こりやすい症状と言えます。

 


【パソコンの中から、変な音がする】

 

 

パソコンは、様々な部品が合わさって動いています。

 

内部から異音がするという事ですと、可能性としてハードディスク・CPUファン(またはグラフィックボードのファン)などが挙げられます。

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特に、ハードディスクが物理的に故障している場合だと異音がする可能性は高くなってきます。


ハードディスクから異音がしているということは、中のデータにも危険が及んでいる可能性も高くなります。


現状を維持する為に、異音に気づいたら早急に電源を切り、その後は操作しないことをおすすめ致します。

 

また、ファンの故障の場合にも小さな音~大きな音で異音がすることがあります。


ファンは、内部の温度を下げるのに重要な役割をしている部品ですので、万が一ファンに異常が発生していると、本来の役割を果たせず本体が高温になってしまう可能性があります。


そうなってしまうと、別な部品まで異常をきたしてしまう可能性がありますので、早めの対処が必要です。

 

その他の箇所として、電源ケーブルのコンセントにアースをとっていないと、オーディオ部分から変な音がすることがあります。


このまま使用していただいても問題はありませんが、気になる場合は一度アースをとっているかどうか、確認してみてください。


アースを接続することで、解消できる場合があります。

パソコンが壊れたという状態でも、様々な状態や原因があります。


放っておいて悪化させてしまうより、早めに対処することでよりスムーズに解決出来る可能性があります。



パソコンが動かない場合の対処法

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パソコンを長く使い続けているといつか必ず起こるトラブル。


それが「動かなくなる」事です。

 

原因は多種多様ですが、今回は簡単に出来る対処法などをご紹介したいと思います。

もちろん動かない原因と言っても原因は様々です。

例えば、デスクトップパソコンの場合、電源ボタンを押しても電源が入らないため
パソコンが動きませんでした。

 

そんな時の対処法ですが、まずは落ち着くことです。


焦ってしまうと色々な事に気づけない事もありますので、
まず落ち着くことから始めましょう。

 

パソコンを疑う前に、ちょっと他の事を確認してみましょう。

 

まず、電源ケーブルが抜けかかっていませんか?


電源ユニット部分のスイッチがOFFになっていませんか?


あとは、スイッチ式のテーブルタップを使用されている方も多いのではないでしょうか。


テーブルタップのスイッチは入っていますか?


基本的なことですが、事前に確認しておきましょう。

 

まずはデスクトップパソコンに接続されているケーブル類を外しましょう。


ディスプレイケーブル・インターネット接続に使用しているLANケーブル、マウス・キーボード、コンセントから電源の供給をしている電源ケーブルこれらを取り外しましょう。


続いて電源ボタンを数回押した後に10~15秒ほど長押しして下さい。


これを行うことで、中に残ってる電気を放電することが出来ます。


この微弱な電気が残っている事が原因でパソコンが動かなくなる事も
少なくありません。

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この作業を行った後一度、電源ケーブル・マウス・キーボード・ディスプレイを接続して電源ボタンを押して動かしてみましょう。


これで起動すれば、原因はパソコン内部に溜まった電気ということになります。

 

ですが、この症状が頻発して起きる場合、パソコン自体が弱ってきている可能性が高いので、早い段階でのデータのバックアップを私はオススメします。

 

動かないといっても多種多様と申し上げましたように、起動はするが、操作中に動かなくなる。そんなトラブルもあります。操作中のフリーズなどはその代表ですね。

 

起動後に動かなくなる原因として


・ハードディスクに異常が発生している


・メモリに異常が発生している


・ハードディスク、メモリの破損によるシステムの異常


・インストールされているセキュリティソフトやソフトウェアが正常な動作を邪魔している。

 

上記の原因が考えられます。
ハードディスクやメモリといったハードウェアの物理的な破損等を調べるのは
ある程度知識が無いと難しいと思いますが、インストールされてソフトウェアが原因の
場合、ある程度の絞込みは可能です。
以下の手順で確認してみましょう。

 

① パソコンの電源を入れて下さい。


② メーカーロゴがが表示されたら「F8」キーを連打して下さい。


③ 起動メニューが表示されたら「セーフモード」を選択して下さい。

 

起動メニューの画面はこのような感じです。
OSによって多少異なる場合がありますが、殆ど変わりはありません。

 
 

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ここでセーフモードの説明をさせて頂きます。


セーフモードはWindowsの起動モードの中の1つです。


例えば、ドライバーやソフトウェアでの障害が発生し、通常起動出来ない場合でも、起動に必要な最小限のドライバなどを読み込み、起動することができます。


画面の解像度が荒くなるのでセーフモードで起動しているかは解像度で判断出来ます。


また、セーフモードで起動している間は、一部の周辺機器が使用できなくなるなど
制限はかかりますが、あくまでセーフモードは修復用のモードという位置づけなので
通常でセーフモーを使うことは無いと思いますし、パソコンにトラブルが発生しなければ
ずっと使うことは無い機能だと思います。


このセーフモードで起動している時に、「msconfig」を使いサービスとスタートアップを全て落としたり、

最近インストールしたソフトウェアや怪しいと思うソフトウェアをアンインストールすることも可能です。

 

稀にあるのですが、セキュリティソフトを2種類入れてしまったというお客様もいらっしゃいます。


基本的にですが、1つのOSに対して導入可能なセキュリティソフトの数は1種類です。

 

こういったトラブルもセーフモードで起動が出来れば対応することが可能です。

 

上で説明した「msconfig」ですが、結構便利な機能なので、ご紹介します。


このmsconfigが様々なトラブルに対して原因を調べるに有効な手段なので是非覚えて欲しい機能の1つです。

 

1.「ファイル名を指定して実行」「msconfig」と入力します。

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2.「システム構成」ウィンドウが立ち上がります。


通常スタートアップにチェックが入っていると思います。


赤い線で囲んである、「サービス」と「スタートアップ」タブをクリックします。

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3.サービスタブの中です。チェックが入っているものが現在選択されているサービスになります。


左下のMicrosoftのサービスをすべて隠す」にチェックをいれることでMicrosoft関係のサービスが非表示になりますので、是非チェックを入れましょう。


その後に、右下の全て無効をクリックし、「適用」ボタンを押して下さい。

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4.次にスタートアップです。


チェックがついているのが現在パソコンが起動するのと同時に読み込まれるプログラムです。右下の「全て無効にする」をクリックし、適用を押した後に、「OK」ボタンを押しましょう。

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最後に再起動を促すメッセージが表示されますので、再起動を行いましょう。


これらを行い、通常起動出来た場合、インストールされているソフトウェアに異常がある可能性が非常に高くなります。

また、ノートパソコンの場合ですが、動かなくなってもすぐに諦めるのは早いです。


最初にACアダプターとパソコンがつながっている場合、ACアダプタをパソコンから抜いて下さい。

 

続いて、ノートパソコンを裏返してバッテリーを取り外しましょう。

バッテリーが著しく劣化している場合、パソコンが動かない原因になる可能性があります。


過去にお預かりしたパソコンの中にもバッテリーが原因で動かないパソコンもありました。

 


続いての作業ですが、デスクトップパソコンと同様に何度か電源ボタンを押して頂いた後に10~15秒ほど長押しして下さい。これで症状が改善される場合があります。

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それでも起動しない場合ですが、ちょっとハードルが上がります。

 

裏返してもらい、小さめのパネルの部分があると思います。


それを外して、メモリを見つけて下さい。

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メモリが見つかりましたら、メモリを取り外して下さい。

この時点でACアダプタ、バッテリー、メモリが取り外されていると思います。


この状態で、約30分前後放置して放電を行なって下さい。

 

 

症状が軽度の場合、これらの作業で動くようになる事もあります。

ノートパソコンもデスクトップパソコンも同様ですが、ここまでやって頂いてそれでも動かない場合、更に分解を行う必要が出てくることと、どこかの部品に異常が出ているのかもしれません。

 

 

デスクトップパソコンのところでもご説明させて頂きましたが、セーフモードで起動する状態であれば「msconfig」コマンドで原因の切り分けをすることも可能です。ソフトウェアの問題か、ハードウェアの問題なのか切り分けることは非常に重要です。

 

 


 

パソコンの動きが遅い:パソコンが遅くなった時の対処法

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皆さんは普段パソコンを使っていて動作が遅く感じたことはありますでしょうか?
「パソコンを買った当初はこんなに重くなかったのに・・・」なんて思っている方は是非このページを参考にしてみて下さい!

 

動作が重くなっている要因その1


・余計なアプリケーションが入っていて動作の妨げをしている

長くパソコンを使っていると便利なソフトが見つかったりして色々なアプリケーションを入れてしまうことはありませんでしょうか?

その時しか使わないものなのにずっと放置してあったり、何かの際に使えるかもしれないと思ってたくさんのアプリケーションを入れていると動作が重くなってしまいます・・・。
こういったアプリケーションの中にはパソコンが起動すると同時に見えないところで立ち上がってしまうことがあるので、パソコンの起動時間も長くなってしまいます。
もし不要なアプリケーションがあるのであれば削除してしまいましょう!

 

手順としましてはまずパソコンの左下に表示されているカラフルな旗みたいなマークをクリックします。
そうすると様々なメニューが出てくると思います。

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そのメニュー項目にある「コントロールパネル」をクリックします。
次にwindows XPであれば「プログラムの追加と削除」を、
windows vistaであれば「プログラムと機能」を、
windows7であれば「プログラムのアンインストール」をクリックします。

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すると現在お使いのパソコンに入っているアプリケーションが一覧になって表示されますので、不要なアプリケーションを削除していきましょう!


削除の手順と致しましては、削除したい項目の上で右クリックをして「アンインストール」を選択するだけです!

 

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あとは立ち上がってくる画面の項目にしたがって進むとアプリケーションの削除が完了です!アンインストールが終わった後に再起動を求められることがありますが、その際には再起動を行なって下さい!

 

動作が重くなっている要因その2


・ファイルが断片化している

しばらくパソコンを使っていると中に入っているデータが様々な場所に分かれてしまって、読み込むまでに時間が掛かってしまうので、デフラグと呼ばれるツールで様々な場所に分かれてしまっているデータを整理することができます。
人間の世界で例えると部屋が散らかってしまって、目的のものを探しだすまで時間がかかってしまうような状態ですね!
つまり、綺麗にデータの片付けを行なって整理する作業になります。
この作業を行う事によって、目的のデータを見つけやすくなるのでパソコンの動作が速くなるという仕組みになっています!
デフラグを行う手順ですが、まず左下に表示されているカラフルなマークをクリックして下さい。
次に「すべてのプログラム」の中にある「アクセサリ」をクリックすると様々な項目が表示されると思います。
その項目の中にある「システムツール」をクリックしてみて下さい。

 

するとwindows XPの場合は「ディスク デフラグ」が
Windows vista及びwindows7の場合は「ディスク デフラグツールを」が表示されますので、そちらをクリックしてみて下さい。
するとボリューム一覧又はディスク一覧に(C)や(D)などの名前のものが表示されていると思います。(画像5)
これらはデータが保存されている場所になりますので、整理したい場所を選択して「最適化」ボタンをクリックします。
すると自動的にソフトが解析を行なってデータの整理を始めますのでしばらくパソコンには触らずに置いておきましょう!
デフラグを行なっている最中にパソコンを使うと、デフラグが完了するまでの時間が長くなってしまったり、パソコンがフリーズしてしまう可能性があるので注意しましょう。
作業が完了するまでの時間はお使いのパソコンの性能やデータ量の多さなどによって変わってきますが、数時間程度かかることもありますのでパソコンを使わない時間を使ってデフラグをかけると効率が良いのでおすすめです!
使い方にもよって変わりますが、デフラグをかける頻度としては数ヶ月に1回くらいのペースで大丈夫です。

今までかけた事がない方やしばらくかけてない方は是非試して見て下さい。

 

動作が重くなっている要因その3


・セキュリティソフトが複数入っている

ウイルス対策のためにセキュリティソフトを複数入れている方はいますでしょうか?
ウイルスに感染しないためにもセキュリティを固めることは良いことですが、セキュリティソフトを複数導入してしまうとパソコンの動作が遅くなってしまったり、インターネットに繋がらなくなってしまうなどの障害が起きてしまいます。
また、それぞれのセキュリティソフト同士が競合してしまってシステムに異常をきたす可能性もあるので気をつける必要があります。

セキュリティソフトの削除する場合は「動作が重くなっている要因その1」と同様の手順で削除が可能ですので、参考にしてみて下さい!

セキュリティソフトは常駐するタイプのものが多いので、どうしても動作が重くなりがちですが、インターネットを観覧したりするパソコンであれば導入しておくことをおすすめします。(画像6)
インターネットにも接続せず、USBメモリなどの外部機器なども使用しなければセキュリティソフトなしでも良いかもしれませんが、通常の用途で使用するパソコンであれば導入しておくことが間違いないでしょう!

また、セキュリティソフトが複数入っていなくてもお使いのパソコンの性能によっては重く感じることがあります。
ご自身のパソコンがセキュリティソフトの要求する性能を持っているかどうかについての調べ方なのですが、こちらは市販されているパッケージの背面に推奨スペックなどと記載されていますのでこちらを参考にしていただければおおよその目安を知ることができます!

セキュリティソフトはパソコンが起動すると同時に立ち上げるものが多いため、どうしてもスタートダッシュは遅れてしまいます。


パソコンとセキュリティソフトが完全に立ち上がっているのに動作が重い場合は、パソコンに搭載されている「メモリ」と呼ばれるものの容量が足りていない可能性があります。

メモリ不足の疑いが見受けされる方は是非次項をご覧ください。


動作が重くなっている要因その4


・パソコンのメモリ容量が不足している。

パソコンが完全に立ち上がっても動作が重い場合は、もしかしたらお使いのパソコンに搭載されているメモリの容量が足りていない可能性があります。
メモリとはパソコンの処理を手助けする部品になりますので容量が大きければ大きいほどアプリケーションを動かす際に有利になります。

特に新しいセキュリティソフトを古いパソコンに導入している場合だとメモリ不足に陥っていることがあります。
元々セキュリティソフトはパソコンのメモリを多く消費するものですが、新しいセキュリティソフトではウイルス対策のため様々な機能が追加されていたり、新しく高性能なパソコンでの使用を想定して売られているものが多いため、古いパソコンに搭載されているメモリでは足りないといった事が起こるのです!

特にwindows XPwindows vistawindows7と比べて低いメモリの容量での動作が可能なため、半分程度の容量しか搭載されていないことがあります。
お使いのパソコンがどのくらいの容量のメモリを搭載しているかを把握する手順をご紹介致します!

画面の左下にあるカラフルな旗のマークをクリックして下さい。
表示されているメニューの中に「マイコンピュータ」や「コンピューター」があると思います。
この項目の上にカーソルを動かして頂いて右クリックします。
すると表示されたメニューの中に「プロパティ(R)」という項目があると思いますのでそちらをクリックしてみて下さい。

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 すると現在使用しているパソコンの様々な性能が出てきます。
その中に「RAM」や「実装メモリ」などと表記されているとなりに「~MB」や「~GB」と書いてありますが、こちらがお使いのパソコンに搭載されているメモリの容量になります。
 

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パソコンの性能やお使いになられているセキュリティソフトによっても違いますが1GB以下の容量だと快適な動作は難しいです・・・。
Windows XPであれば2GB程度、windows vista又はwindows7であれば3GB以上を搭載すれば問題なく動作が可能かと思います!

 

動作が重くなっている要因その5


・熱暴走を起こしてしまっている。

パソコンの内部に熱がこもってしまっていて部品の温度が上がってしまうと熱暴走をおこしてしまいがちです。
特に熱をもちやすいCPUの温度が極端に上がってしまうと動作が遅くなってしまうことがあります。もちろんCPUには冷却するための装置である「CPUクーラー」と呼ばれるものが装着されており、CPUの熱を下げる役割を果たしています。
しばらく使っているとこのCPUクーラーに埃が詰まってしまい、排熱が上手くいかずに温度が上昇してしてしまうことがございます。

パソコン本体がかなりの熱を持ってしまっているとすれば熱暴走を起こしている可能性がありますので、パソコン内部のクリーニング作業が必要になってきます!

パソコン内部のクリーニングについては分解作業を伴うので、パソコンの分解経験がない方は業者に依頼してみるのも良いかもしれません!

パソコンが熱くなる時や「パソコンが熱い」時の対処方法 熱暴走!?

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パソコンが熱い、使っていると熱くなってしまうという症状でお困りですか?
パソコンが熱い状態ということはパソコン内部に熱がこもってしまい、冷却ができていないということになります。
パソコンというものは非常に精密な機械となっていて、自身の熱で基盤の回路や部品に影響を及ぼすことも少なくありません。
放っておくと熱いだけでなく、以下の症状等を引き起こします。

 

● パソコンを使用中、急に電源が落ちる。


● パソコンがこまめに再起動してしまう。


● エラーが頻発する。

 

などが代表的な症状ですが、重症なものになるとパソコンが立ち上がらないといった症状となり、熱によるCPUやマザーボードなどの重要な部品の故障を引き起こす場合もあります。また、熱によって故障した部品は交換するしか修理の方法がありません。

パソコンで特に発熱が大きい部品が、CPU・ビデオカード・電源・ハードディスクです。
通常、さまざまな場所に使われている液体コンデンサは、温度が10℃高くなると寿命は半分になるといわれています。20℃高くなれば半分の半分・・・温度が高くなるとそれだけ寿命が縮んでしまいます。コンデンサをパッと見て、先端が膨らんでいたら寿命ですので取り換えましょう。破裂して液漏れが発生するような状態になると、他のパーツも道連れに故障することが多々ありますので早めに交換してください。とはいうものの、実際自分でコンデンサの交換をできる人はあまり多くないでしょう。となるとやはり部品そのものの交換となってしまいますね。
現在では低価格品以外のマザーボードやグラフィックボードには、熱による寿命低下の少ない個体コンデンサーが搭載されることが多くなりました。頻繁に交換するものではないので、少し価格が高くてもこちらのタイプのほうがお勧めです。。
ちなみに、ファンなしの静音電源はケース内の空調が悪いと、発熱による故障頻度がとても高まるのでご注意ください。電源の熱がケースを伝い他のパーツに悪影響を与えてしまうこともあります。
上に大まかに症状を書きましたが、下記にはさらに掘り下げて各部品での熱による不具合の症状の代表例を紹介します。

 

【CPU】


処理の負荷がかかり高温になるにつれ、自身の故障を防ぐために停止します。これが強制シャットダウンになります。また、CPUの動作が停止までしなくても熱による処理のエラーが発生することで再起動となってしまう場合もあります。

 

【メモリー


読み込むデータの値が熱により壊れることで、ファイルそのものが壊れる場合があります。また、メモリエラーが発生し再起動を引き起こす場合もあります。

 

【グラフィックボード】


発熱量が多くなるにつれて画面表示が崩れてきます。グラッフィクボードの場合、異常があってもシャットダウンや再起動にならないことが多く、そのまま使用を続けると部品の故障につながる場合もあります。

 

マザーボード


発熱が高くなるとエラーが頻発したり再起動を繰り返しやすくなります。液体コンデンサーの場合、コンデンサーの先端が膨張し、ひどい場合には中の液体が漏れてくることがあります。膨張してしまったコンデンサーがあればコンデンサーの交換で直る場合も有りますが、基本的にはマザーボードが寿命です。ちなみに現在主になっている固体コンデンサーについては、液体のものより熱に強く作られています。

 

【ハードディスク】


熱が高くなるにつれて金属の膨張を引き起こし、それによりヘッドとディスクが干渉してしまい、ディスク自体に傷を付けてしまうことがあります。また膨張し稼動部の磨耗が大きくなることで金属疲労が生じ、動作に異常が発生するようになります。こうなってしまうと、ハードディスクの物理的破損となってしまい、Windowsの起動はおろか、データの復旧すら難しくなってしまいます。

 

このように、部品ごとにみても各部品が熱に弱いのかがわかりますね。
では、どのようにすれば発熱を抑えられるのか。以下に、筐体別の対策の代表例を紹介します。

【デスクトップ型パソコン(ATXMicroATXタイプ)】

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・このタイプの筐体は、パソコン内部の空間が大きいので比較的熱対策のしやすい筐体になります。

 

〈対策1〉常にパソコン内部、特にCPUやGPUのファンをきれいにしておく。また、空気の通り道となる吸排気口も埃がたまりやすいので、常にきれいにしておく。

〈対策2〉ファンを追加することにより空気の流れを作り、パソコン内部に熱をこもらせないようにする。例えば、パソコン前面に空気を吸い込むようにファンを追加し、背面に吐き出すようにファンを追加するなど、空気の流れを考えて追加することが重要です。

 

〈対策3〉CPUクーラーやGPUクーラーを強力なものに交換する。また、交換する際にきちんとグリスアップを行う。最近では水冷で冷却するパーツも出ているので自分のパソコンにマッチした部品を探しましょう。

 

〈対策4〉設置場所に気をつける。パソコン内部の空気の流れを改善しても、壁からスペースを空けて設置しないと空気の抜けが悪くなり冷却効果を下げてしまいます。また、パソコンを使用する場所の室温にも気をつけましょう。

【デスクトップ型パソコン(スリムタワー・液晶一体型)】

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〈対策2〉ファンを追加することにより空気の流れを作り、パソコン内部に熱をこもらせないようにする。例えば、パソコン前面に空気を吸い込むようにファンを追加し、背面に吐き出すようにファンを追加するなど、空気の流れを考えて追加することが重要です。

 

〈対策3〉CPUクーラーやGPUクーラーを強力なものに交換する。また、交換する際にきちんとグリスアップを行う。最近では水冷で冷却するパーツも出ているので自分のパソコンにマッチした部品を探しましょう。

 

〈対策4〉設置場所に気をつける。パソコン内部の空気の流れを改善しても、壁からスペースを空けて設置しないと空気の抜けが悪くなり冷却効果を下げてしまいます。また、パソコンを使用する場所の室温にも気をつけましょう。

【デスクトップ型パソコン(スリムタワー・液晶一体型)】

・このタイプの筐体はパソコン内部にスペースが少ないため対策が少し難しいです。

 

〈対策1〉この筐体でも例外なくCPUやGPUなどのファンをきれいにしておく。一体型は背面に埃がたまりやすいので特に吸気・排気口は常にきれいにしておくことが必要です。

 

〈対策2〉この筐体の場合、パソコン内部に開いているスペースが少ないのでファンの追加等も小型のファンを追加する形になります。例えば、グラフィックチップに付いているヒートシンクに小径ファンを追加する等、部分的な追加となる場合もあります。

 

〈対策3〉設置の場所に特に気をつける。直射日光が当たらない場所にする。パソコンに付いている排気・吸気口を塞がない場所に設置し、パソコン周りに空気が滞留しないような仕組みを施す。例えば、壁沿いにサーキュレーターなどの直線的な風を発生させることによって空気を循環させる。かつ室温にも気をつける。

 

〈対策4〉スリムタワー型の場合なら、設置スペースが許されるのであれば、MicroATXタイプ等の大きい筐体に移植してしまうのも一つの対策になるかと思います。やはり、内部が広いほうが熱がこもりにくく逃げやすいので。

【ノート型パソコン】

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・この筐体が一番難しいですが、一番対策が必要になるかと思います。

 

〈対策1〉パソコンを分解して特にファン周りのクリーニングを念入りに行う。また、分解ついでに熱伝導率の高いグリスを塗布するとCPUやGPUには効果が高いと思います。もちろん、吸気・排気口の埃は常にきれいに払っておくことをお勧めします。また、ファンをクリーニングする際に、ファンの動きも見てください。軽く触って回るのであればいいのですが、動きが鈍いような場合はファンの交換が必要となってきます。

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〈対策2〉使う場所や環境にも他の筐体に比べ注意が必要です。持ち運びのできる筐体ですので、色々な場所に持ち運ぶ際には注意してください。ノートパソコンにはほぼ裏面に通排気口がありますので、ふとんの上など柔らかいものの上で使うと口を塞いでしまいます。使う際は長時間の使用は避けるようにしましょう。

 

〈対策3〉ノートパソコン用にパソコンの下に設置するファンが付いている台が量販店等で販売されています。こちらも強制的にパソコンを冷やすといったいいアイテムとなりますので使われてみてはいかがでしょう?


筐体別でいろいろと対策を紹介しましたが、各筐体でも共通して言えることは、とにかくパソコンの通気口周りや内部の各種ファンをきれいにすることです。
下記に、熱対策としてあると便利なものをチョイスしましたので参考にしてください。

【エアーダスター】


パソコン内部のクリーニングをする際にかなり役立ちます。
パソコン内部は精密部品の塊なので、ブラシなどでもできるだけ接触させないほうがいいかと思います。ので、このダスターの強風で埃を飛ばしてクリーニングするようにしてください。使用の際は、連続して使用していると缶の表面が露結しますので、こまめに噴射するように使ってください。

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【ノートパソコン用冷却台】


ノートパソコンの下に設置して強制的にパソコンを冷却させる台です。熱対策の少ないノートパソコンには効果の高いアイテムです。

 

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【パソコンケースにつけるファン】


大きさは大きいほうがいいかと思います。ただし、自分の筐体に合うものをチョイス
してください。また同じ大きさなら回転数が大きいほど熱を逃がします。但し、回転が大きいほどファンの音も大きくなります。静音設計のもの等も多く出ていますので自分に合ったものを選びましょう。ケースファンがオプション扱いで搭載されていない場合は取り付けることをおすすめします。取り付け可能な大きさ(8cmや12cm)と騒音レベル(静音重視には25dB以下が目安)をご確認ください。

 

【ファンコントローラー】


夏の暑い日には強く回し、冬場は弱くという感じで調整できるコントローラーがあります。設置方法は簡単ですので、使用してみてはいかがでしょう?

 

【サーキュレーター】


パソコンに直接というものでは有りませんが、特に夏の暑い日などに室温や空気の流れを調節するのに使えます。

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【交換用フィルター】


こちらは、ファンなどにフィルターが付いている際はこまめに交換することをお勧めします。

上記にパソコンが発する熱の原因や対策等を紹介しましたが、ノートパソコンや一体型パソコン、Macなどを自分で分解してクリーニングし、CPUなどにグリスアップして・・・
などなど、難しい作業がたくさんあります。


失敗するとパソコンを壊してしまう可能性もありますので・・・

パソコンの電源が入らない時の対処法

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パソコンの電源が入らない症状について、お話させていただきたいと思います。


電源が入らないと一口で言っても、様々な症状があると考えられます。
まず、自分のパソコンは今どういった状態なのかを具体的に考えていく必要があります。

以下によくある症状の例をご紹介します。

 

通電しない


パソコンの電源ボタンを押しても、何も反応がない状態。

 

 

 

電源ランプはつくが、画面が映らない。


電源のランプは点灯しているが、メーカーロゴ等も何も画面にうつらず真っ暗な状態。

 

 

 

通電が不定


電源が入ったり入らなかったりと、その時によって通電が不安定。

 

 

 

使用中に電源が落ち、その後通電しない


通常使用していた時にいきなり電源が落ちてしまい、ボタンを押しても反応しない状態。

 

 

 

・通電し、ファンは動くがすぐにまた電源が切れる


電源ボタンを押せば一瞬通電して動いているような音はするが、またすぐに電源が切れてしまう。

 

 

 

電源ボタンを押すとピッピッピッと機械音がして、何もうつらない

 

 

 

冬などの寒い時に、電源が入らない


特に寒冷地での早朝や深夜などに、ボタンを押しても反応しない状態です。

パソコンの電源が入らないと言っても上記のように様々な症状があり、それにより原因も異なってきます。
続いて、それぞれの症状について考えられる原因と、今できる対処法などを記載していきます。

 

 

 

【全く通電しない場合】


電源ボタンを何度押しても、全く反応がない場合はまず一度放電を試してみてください。

 

・放電の方法は、まずパソコンの電源を切り、電源コードをコンセントから抜いてください。
(ノートパソコンの場合は、バッテリーも外しておいてください。)


そして2・3回程電源ボタンを押します。


その後ノートパソコンの場合はバッテリーを取り付け、電源コードを入れてみて下さい。

上記で通電し、起動できた場合はパソコン内部が異常帯電を起こしてしまっていた可能性があります。


パソコンは内部に様々な精密機器が搭載されているものですので、電気がたまりやすい性質を持っています。
その為、長い時間電源ケーブルを繋ぎっぱなしにしたり、通電させている状態にすると、異常帯電を起こしてしまうことがあります。


万が一、頻発して起こる場合は部品が弱っている可能性もありますので、ご注意ください。

また、放電してみても症状が改善しない場合、部品の故障の可能性が考えられます。
故障の可能性がある部品としては、デスクトップの場合電源ユニットや、マザーボードなどの故障が考えられます。


ノートパソコンの場合、マザーボード、ACアダプター故障などが考えられます。


その他にも、スイッチ部分の破損やノートパソコンのDCジャックの破損など、様々な故障原因が考えられますので分解して検査する作業が必要となります。

【電源ランプはつくが、画面が映らない】


電源ランプはついて動いている気がするが、画面が真っ黒で何もうつらない場合は、こちらも一時的な帯電である可能性があります。


一度、放電を試してみてください。

 

それでも改善されない場合、下記の可能性が考えられます。

 

・ノートパソコン


ノートの場合ですが、画面出力はしてないが実は後ろでWindowsは起動しているという可能性もあります。
液晶パネルの不具合により画面が映らない状態になっていたり、バックライト切れにより見えなくなってしまっているだけかもしれません。


↓外部出力を一度試してみて下さい。

外部出力とは、ほとんどのパソコンの側面についている外部ディスプレイ端子に接続して、デスクトップ用のディスプレイなどに出力することです。

 


多くのノートパソコンは「D-Sub15ピン・アナログVGAという外部ディスプレイ端子を標準装備しています。
パソコンの横や、後ろ側に青い端子がないか確認してみて下さい。
それがない場合は、別の出力端子の可能性もあります。


変換ケーブルが必要になる場合もありますので詳しくは、説明書等をご参照してみてください。

 

外部出力をしてみてきちんと映った場合、液晶パネルまわりの不具合の可能性が高いです。
また、もし出力できなかった場合はマザーボードの可能性もあります。

 

続いて、デスクトップの場合。


グラフィックボード搭載のパソコンの場合は、グラフィックボードの不具合の可能性があります。
その場合、オンボードのグラフィックがついていれば、グラフィックボードを取り外してそれで出力できるかどうか、という所になります。


また、元々オンボードグラフィックをお使いの方は、グラフィックの不具合の場合はマザーボードの交換となるケースが多いようです。

 

 

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【冬などの寒い時に、電源が入らない】


主に寒冷地でのことになりますが、深夜や早朝、おおよそ0℃以下になった時にだけ、電源が入らなくなる症状が見られることがあります。

 

本来、パソコンは使用できる温度は10~35度で湿度10~90%となります。
冬の寒冷地などでは0℃以下になる地域も多いかと思いますが、その低温の状態でずっと電源が入っていないと、パソコンの温度も下がり通電しなくなることがあります。

逆に、急に気温を上げすぎるのもキケンです。
なぜなら、寒い所から急に気温をあげたりすると結露が発生し、精密機器のパソコンはたちまち劣化し不具合を起こしかねません。

寒い時だけパソコンの電源が入らないということであれば、改善策として徐々に気温をあげていくか、そもそもその環境にパソコンを置かないことになります。
それでもパソコンを使わなければならない方々も多いかと思いますので、手間はかかりますが前者の方法で使っていくことで、不用意にパソコンの寿命を早めずに済むことができます。

 

 


【使用中に電源が落ち、その後通電しない】


いつもどおり、普通に使用していたらいきなり電源が落ち、その後電源ボタンを押しても何も反応しないという症状は、やはり部品故障の可能性が高い状態です。


放電してみてもダメな場合、マザーボードや電源ユニット、その他各種部品の不具合の可能性があります。

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外部出力とは、ほとんどのパソコンの側面についている外部ディスプレイ端子に接続して、デスクトップ用のディスプレイなどに出力することです。

 


多くのノートパソコンは「D-Sub15ピン・アナログVGAという外部ディスプレイ端子を標準装備しています。
パソコンの横や、後ろ側に青い端子がないか確認してみて下さい。
それがない場合は、別の出力端子の可能性もあります。


変換ケーブルが必要になる場合もありますので詳しくは、説明書等をご参照してみてください。

 

外部出力をしてみてきちんと映った場合、液晶パネルまわりの不具合の可能性が高いです。
また、もし出力できなかった場合はマザーボードの可能性もあります。

 

続いて、デスクトップの場合。


グラフィックボード搭載のパソコンの場合は、グラフィックボードの不具合の可能性があります。
その場合、オンボードのグラフィックがついていれば、グラフィックボードを取り外してそれで出力できるかどうか、という所になります。


また、元々オンボードグラフィックをお使いの方は、グラフィックの不具合の場合はマザーボードの交換となるケースが多いようです。

 

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【冬などの寒い時に、電源が入らない】


主に寒冷地でのことになりますが、深夜や早朝、おおよそ0℃以下になった時にだけ、電源が入らなくなる症状が見られることがあります。

 

本来、パソコンは使用できる温度は10~35度で湿度10~90%となります。
冬の寒冷地などでは0℃以下になる地域も多いかと思いますが、その低温の状態でずっと電源が入っていないと、パソコンの温度も下がり通電しなくなることがあります。

逆に、急に気温を上げすぎるのもキケンです。
なぜなら、寒い所から急に気温をあげたりすると結露が発生し、精密機器のパソコンはたちまち劣化し不具合を起こしかねません。

寒い時だけパソコンの電源が入らないということであれば、改善策として徐々に気温をあげていくか、そもそもその環境にパソコンを置かないことになります。
それでもパソコンを使わなければならない方々も多いかと思いますので、手間はかかりますが前者の方法で使っていくことで、不用意にパソコンの寿命を早めずに済むことができます。

 

 


【使用中に電源が落ち、その後通電しない】


いつもどおり、普通に使用していたらいきなり電源が落ち、その後電源ボタンを押しても何も反応しないという症状は、やはり部品故障の可能性が高い状態です。


放電してみてもダメな場合、マザーボードや電源ユニット、その他各種部品の不具合の可能性があります。

また、CPU付近の不具合により上記の症状が起こることもあります。


例えば、ヒートシンクが外れてしまっているなどの可能性があります。
ヒートシンクが外れてしまっていると、パソコンに負荷がかかり、電源が落ちてしまうという症状が出ます。
ヒートシンクが外れてしまう原因として多いのが、クリーニングなどをした時に引っ掛けてしまっていたり、落としてしまったり、移動した際にちょっとした衝撃で外れてしまったりなど、パソコンはデリケートな部分がありますので、丁寧に扱う必要があります。

 

また、パソコン内部の掃除を行わず、埃などが溜まってしまっていることによりうまく排熱ができなくなってしまっている状態でも電源が落ちてしまうことはあります。

パソコンの故障というのは大体がいきなり、突然にやってくるものですので、ちょうどそのタイミングが起動中だったか、もしくは何らかの負荷がかかった為と考えられます。

 

 

 

【通電し、ファンは動くがすぐにまた電源が切れる】


電源ボタンを押していつものようにファンがまわる音が聞こえるが、画面に何もうつらずにすぐ切れる症状です。
こちらは、電源ボタンを押してからどのぐらいの秒数で落ちるか、が重要になってきます。
また、毎回同じタイミングか、それとも別々のタイミングか、などです。

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毎回、画面がうつる前・もしくはメーカーロゴが出てその後すぐの場合などの場合はマザーボードの不具合の可能性が高くなってきますが、その後まで進んだり、Windows起動することもあるということであれば、また違う原因になってくるかと思います。

 

 

 

【電源ボタンを押すとピッピッピッと機械音がして、何もうつらない】

 


電源ボタンを押してファンが回転し、何らかの機械音のような音がする場合は、その音はビープ音の可能性があります。


ビープ音とは、何かの不具合が合った際にそれを知らせる警告音のことです。

その種類は多数あり、マザーボードによっても音の種類などは変わってきます。

一例をご紹介します。

 

・短×2 CMOSセッティングエラー
・長 短 DRAMエラー
・長 短×2 ビデオカードかモニターの接続エラー
・長 短×3 ビデオカードがみつからない、もしくはビデオRAMのエラー

 

などなど…
これ以外にも、様々な種類があります。
また、通常起動でも一度だけピッとなるパソコンがありますが、その音で何度もなる場合はビープ音による警告になります。

こちらの症状で一度試していただきたいのは、やはり放電作業です。


メモリの一時的なエラーなどで帯電して、画面がうつらずビープ音がなるケースは多いです。

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また、内蔵電池切れでビープ音がなることもあります。
CMOS電池が切れたことにより、内部の時計が狂ってしまった為にビープ音で知らせてくれるパソコンもあります。


その場合、電池の交換をしなければなりません。

 

デスクトップパソコンの場合、CR2032というものを使っていることが多いかと思います。
ノートパソコンの場合は特殊なものが多いことと、多くの場合マザーボードの方まで分解する必要がある為、簡単に交換することは難しくなってくるかと思います。

 

ビープ音ひとつで原因がわかることもありますので、どういう音だったか、音の長さと何回なっていたかなどはメモに残しておくと、後々分かりやすくなると思います。

以上、様々な症状とそれに対する改善策などをお話しましたが、上記はあくまでも一例です。
パソコンには様々な細かい部品がついていますので、ちょっとしたことで故障してしまったり、不具合の原因になりかねません。
また、故障の可能性がある箇所も様々です。

 

これらを防ぐ為には、正しい環境で、無理な使い方をしないことをおすすめします。
ただ、どれだけ気をつけて使っていてもパソコンには寿命がありますので、それを念頭に置きつつ大事なデータのバックアップは、取るように心がけていきましょう。


今回は、パソコンの電源が入らないという症状についてお話させていただきました。